ウェアラブル機器、スマートデバイス、いろんな呼び方がありますが、今や生活に欠かせないIoTガジェット。
日々いろんなIoTガジェットを見たり触ったりしているsmartio編集部が、2018年の暮れ、平成最後の冬に、今大注目のヘルスケア・健康分野で超便利なIoTガジェット10選を紹介します。
この記事の目次クリックすると該当箇所へ飛べます。
1.家族で体重・健康管理「Withings(ウィジングス)スマート体重計 Body」
Withingsのスマート体重計は、アプリと連携し、1人1人に合わせた効果的な体重管理データを提供してくれます。
概要
・スマホアプリで目標体重、食事、睡眠などのデータを可視化 ・測定するたびにディスプレイに直近8回分の体重とBMIの推移がグラフで表示 ・最大8人までユーザーを同時に登録・管理できる上、自動認識する
Withingsのスマート体重計Bodyは、体重管理や健康管理に関心がある方の大きな味方です!
測定するたびに体重とBMIの推移が表示されるほか、スマートフォンの無料アプリHealth Mateと自動的に同期するため入力などの煩わしい手間もなく、いつでもどこでも進捗状況をチェックできます。
大きな魅力は家族向けの機能がたくさんあることです。
「妊娠モード」では妊娠中のデリケートな体重増減を正確に教えてくれる上に、そのデータに基づいて産科医監修のアドバイスもしてくれます。さらに、測定の難しい赤ちゃんも腕に抱えて乗るだけで体重をモニタリングすることができます。
最大8名までのユーザーを自動認識しデータを記録。各人のデータはそれぞれのHealth Mateプロフィールに同期されます。日本メーカーのものをみるとデータ記録は4名くらいまでが一般的なので8名分記録できるのは家族が多い方にとっては魅力的ですね。
2.スマホでかんたん血圧管理「OMRON(オムロン)上腕式血圧計」
オムロンの上腕式血圧計です。アプリのOMRON connect対応で日々の数値をスマホで管理できます。
概要
・本体とカフが一体化したチューブレスタイプの上腕式血圧計 ・アプリ「OMRON connect」に対応しているのでスマホで血圧の測定データを簡単に管理 ・本体にディスプレイがついており、測定結果やガイドが表示
本体に腕を通して装着し、測定ボタンを押すだけで、スムーズに測定を行うことができます。
また、スマホアプリ「OMRON connect」には血圧管理機能『かんたん血圧日記』が登場しました。
目標とする血圧の数値を設定して記録していくと、色分けで達成と未達成が一目でわかります。
これによって自分の生活習慣と血圧の相関がわかりやすくなりますし、服薬する時間なども設定しておけばお知らせしてくれるので飲み忘れ防止にもつながります。
このデータはプリントアウトできるので診療の際にも資料として役立ちそうです。
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3.お酒の飲みすぎ防止デバイス「TISPY(ティスピー)」
TISPYは学習型のアルコールガジェットです。お酒を飲む前に起動すると適時計測を促し、現在の酔い度合いやアルコール呼気濃度を教えてくれます!
概要
・息を吹きかけると、呼気中アルコール濃度を測定しデータの蓄積 ・学習し、二日酔いにならないようにペース配分や水を飲むタイミングのアドバイスをくれる ・よい覚め予測タイマー機能も
TISPYにはアルコールセンサーとメモリーカードが搭載されているので体内のアルコール濃度を測定・データを蓄積します。
飲む前に起動しておけば、このデータから学習して二日酔いにならないようなペース配分などを教えてくれるわけです!
飲んでいる席では楽しくても翌日に後悔…というようなお酒の失敗談がある人はTISPYにお任せしてみるのもアリではないでしょうか?
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4.メタボ予防スマートベルト「WELT(ウェルト)」
「WELT」はウエストの変化や食事量、カロリー消費、歩数、座っていた時間、移動した距離などを記録するスマートベルトです。
概要
・見た目はベルト、中身は精密センサー ・ウエストの変化、食事量、カロリー消費、歩数、座っていた時間、移動した距離などを記録 ・データはスマホでリアルタイムにチェック可能
日本の成人男性の4人に1人、女性の10人に1人はメタボリックシンドロームであると言われているらしく、国民的な生活習慣病になっています。
生活習慣を変えたいけど仕事や家事や学業などが忙しくてなかなか難しい…という人は多いと思います。
いつも身に付けるベルトをWELTに変えるだけで、食べ過ぎ・ウエスト・歩数・カロリー消費・座っていた時間、移動した距離をリアルタイムにスマホにお知らせしてくれるので自然に健康への意識付けができます。
また、ユーザーのライフスタイルの記録と体型の分析結果から、その人に合ったオーダーメイドの目標値を計算し、それぞれにぴったりな目標を設定してくれます。
なかなか忙しくて習慣を身に付けるのが難しいと考えている方には、こういった毎日の生活に溶け込むデバイスが最適なのではないでしょうか。
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5.薬の飲み忘れ防止「Memo Box(メモボックス)」
Memo Box(メモボックス)は、錠剤の飲み忘れや、過剰摂取などが防げるピルケースです。
概要
・アプリと連携すると薬の飲み忘れをアラートしてくれたり、摂取した時間や量なども記録 ・スマホサイズなので持ち運びもノンストレス ・持っていくのを忘れそうになるとアラートを送ってくれる
薬を持ち歩く人や、薬をいつも服薬している両親などに使ってもらうことで、飲み忘れや過剰摂取がないか確認できるのでいつでも安心です。
Memo Boxはスマートフォンと同じ、もしくはそれ以上に小さく持ち運びも楽です。スーツのポケットや小さいカバンの中にでも邪魔になりません。
また、薬自体も4回分までセットすることができます。服薬する習慣がある方はこのMemo Boxを一度使うと手放せないピルケースになるかもしれないですね。
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6.自分の臭いが気になる方に「Kunkun body(クンクンボディ)」
Kunkun body(クンクンボディ)は世界初のニオイ見える化チェッカーです。気になる部分の臭いを可視化します。
概要
・身体にかざしてスマホでニオイデータを見ることが可能 ・頭、耳のうしろ、脇、足、口のニオイを測定 ・気になるニオイを嗅ぎ分け、適切な対策を可能
気になる自分のニオイ。実は「ビジネスシーン(職場)において、同僚など周囲の人の容姿や身だしなみで「どうにかしてほしい」と思うのはどんなことですか?」という調査では、体臭についての意見がもっとも多いんです。
Kunkun Body(クンクンボディ)はただ臭いを数値で測定してくれるだけでなく、臭いの成分から「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」の種類に分別して可視化。測定されたデータはスマホアプリに表示され、同世代の平均値と比べて10段階で評価されます。
自分の臭いがどの程度なのか知るのは怖いという気持ちもあるでしょうが、問題なければ自信が持てますし、数値が高くても臭いの種類が特定できるのでピンポイントで対策することができます。
自分の臭いを知らないまま人に不快感を与えるというのは、一番不幸な状態かもしれないので一度勇気を出して使うのもおすすめです。
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7.女性向け基礎体温計「Ran’s Night(ランズナイト)for Smartphone」
Ran’s Night for Smartphoneは基礎体温を計測したい女性向けの体温計です。
概要
・夜眠る際にパジャマのウエスト部分につけて眠るだけで計測 ・これまでのように毎朝同じ時間に起きる必要なし! ・コンパクトなので装着も低ストレス
手軽に計測できる事が何よりの魅力です!
計測のストレスが少なく、体温のデータはQRコードを読み込むだけでスマホアプリに送信できます。
基礎体温の低温期/高温期を知ることで、女性にとって重要な生理周期の予測などができますし、毎日計測すると自分の体や精神面の不調が「病気が原因なのか」「ホルモンの問題なのか」「妊娠したのか」など切り分けて把握できます。
自分のからだのことを知り対策するのに非常に役立ちますし、医療機関に相談する際のデータとしても役立ちます。
8.アプリ連動で楽しく虫歯予防「G・U・M PLAY(ガムプレイ)」
「G・U・M(ガム) PLAY(プレイ)」はスマホと連動する“スマートハブラシです。歯は全身の健康のバロメーターと言われますので毎日のケアは重要です。
概要
・いつものハブラシにアタッチメントをつけるだけ ・4つのアプリと連動し、楽しく効果的な歯磨きが可能 ・アプリと接続せずともアタッチメントの電源ONでデータの記録が可能
4つのユニークなアプリと連動することで毎日の歯磨きが楽しく、効果的なものに変わります!下で紹介します。
「MOUTH STATUS」ではユーザーの磨き方を歯科衛生士のみがき方とリアルタイムで比較。歯1本1本につき採点して、正しくみがけるようにアドバイスします。
「MOUTH NEWS」は歯みがき中の3分間に、さまざまなニュースを読み上げるアプリ。
「MOUTH MONSTER」は実際の菌をモデルにしたMOUTH MONSTERたちとハブラシでたたかうゲームです。こどもたちもゲームで遊ぶように歯をみがくことを楽しめます。
「MOUTH BAND」は、楽器を演奏するように歯みがきできるアプリ。モードと楽器を選んだら、後はいつも通り歯をみがくだけでみがき方に合わせた3分間の音楽が奏でられます。
歯を磨くことは全身の健康にも直結するので、このようなデバイスで歯磨きをランクアップさせるのも一つの手ですね。
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9.心拍数から効果的なダイエット「Fitbit(フィットビット)AltaHR」
Fitbit(フィットビット)AltaHRは心拍計つきフィットネスリストバンドです。アプリと連携してアクティビティデータを管理できます。
概要
・身につけると継続的に心拍数を把握。最適な心拍数ゾーンを維持することで効率的にダイエットやトレーニング可能 ・歩数・距離・消費カロリー・アクティブな時間 時間毎のアクティビティを記録 ・睡眠を自動で記録し、まるごと「見える化」
健康管理を考える上で、心拍数はとても重要です。
このFitbit AltaHRは、心拍計が搭載されているのでトレーニング中の心拍数が記録でき、適切な運動強度の維持、ペース調節、過度なトレーニングの防止に役立ちます。
また、SmartTrackという自動エクササイズ認識機能が付いていて、連続した動作や負荷のかかる動きをしていた場合に自動的にそれを認識して記録してくれます!
これによって気合いの入った運動でなくても、ふとした食後の散歩や通勤の自転車等も運動として認識してくれるので、普段の動作がどの程度からだに影響を及ぼしているか確認できます。
オーバーワークは健康を損なう恐れもあるので、Fitbitで心拍数を把握しながらトレーニングやダイエットに取り組むのが良いですね。
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10.14種類の体構成データ測定「Rukerway(ルカーウェイ) スマートスケール」
Rukerwayのスマートスケールは体重や体脂肪など14種類もの数値を測定してくれます。測定したデータは「Feelfit」というスマホアプリで管理することができます。
概要
・14種類もの体構成データを測定可能 ・スマホアプリで管理して変化を把握
測定できる体構成データは、体重、BMI、体脂肪率、除脂肪体重、皮下脂肪、内臓脂肪、体水分率、骨格筋率、筋肉量、骨量、タンパク質率、基礎代謝量、体内年齢、体型です。
乗るだけで電源が自動で入るのでイチイチかがんでスイッチを入れる必要もなく、過去のデータからユーザーを自動認識する機能を搭載しているため、一度登録しておけばアカウントを選択したりする必要がありません。
アカウントの登録人数は無制限なので、家族が多くてもそれぞれデータを管理できます!家族みんなで健康の管理をしたい家庭におすすめですね。
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以上、smartioが選ぶヘルスケアを手助けするIoTガジェット10選でした!
単にアプリと連動してデータをとるだけでなく、ゲーム感覚で楽しめるものもあったりとユニークなガジェットがたくさんありますね。
2018年も終わりに近づき「来年こそは!」と心機一転生活習慣を改善したい方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?