Apple HomePodが技適取得に。日本での発売ももうすぐか?

2018.5.1

4月28日(土)に報道がありましたが、AppleのスマートスピーカーHomePod(ホームポッド)が技適を取得していたことが分かりました。

技適とは、電波法上の特定の無線機器に対する認証(技術基準適合証明)、または技術基準適合認定のどちらかの承認がされていることを表すマークの事を言い総務省令上において定められた決まりです。

簡単に説明をすると、スマートスピーカーなどのBluetooth接続などができる機器は電波法上認められたものしか利用することができません。そのため技適マークのない海外の電波を発信する機器を日本で利用することは違法となってしまうという事です。

Apple型番

Apple HomePodの型番は箱の底面にも書いていましたが『A1639』です。

技適は総務省が発行しているため、総務省の『技術基準適合証明等を受けた機器の検索』で型番を検索してみて表示されたのが、こちら。

Apple型番

総務省電波利用ホームページより参照

このように、総務省の電話利用ホームページでも掲載されていました。工事設計認証を受けた特定無線設備の型式又は名称にはA1639とHomePodの型番が記載されています。ということは、そろそろ日本でも発売が開始されるか!?というところですが、その可能性はちょっと薄くなるかもしれません。

というのも、技適を取得しているのは2月6日となっている事ですね。公になる2ヶ月前から実は技適を取得していたにもかかわらず、日本での発売はまだ未定なのはなぜ?

これまでのiPhoneなどの発売の際には技適を取得後は比較的早い段階で商品を発表し、販売を開始しています。ですが、HomePodはそうではない…

HomePodの売上不振や日本でのAmazon EchoとGoogleHomeのシェアなどを鑑みて、何か発売を先延ばしにする理由があるのかもしれません。どちらにせよ、早く日本でも発売を開始してもらいたい限りでございます。