アメリカのAmazonは6月28日、「Fire HD 8」タブレットと「Fire HD 10」タブレットを、スマートアシスタントデバイス「Echo Show」のように利用できるようにする「Show Mode」と、同モードに最適化した充電ドック「Show Mode Charging Dock」を発表しました。
これは、タブレットをドックに置くと充電が始まり、自動的にShowモードに切り替わるというもので、部屋のどこからでも普通のEchoに対する操作がすべて可能になります。
Show modeを使えば、Echo Showと同じく、天気やニュースの確認、ビデオ通話、ビデオコンテンツの再生などをAlexaに音声で頼めるようになります。なお、Show Mode Charging Dockの価格はFire HD 8向けが39.99ドル(約4400円)、Fire HD 10向けが54.99ドル(約6100円)だが、Amazonは先行予約の特価としていずれも5ドル安い価格で提供しています。
なんだか、スマホ市場に参入してないAmazonが、代わりにタブレット市場を取りに来てる感がありますね。
Alexaアプリ上で音声コントロールが使えるようになったりと、Amazonは音声+ディスプレイの分野を急速に進めていますね。生活において音声だけでできることがまだ限られているため、一歩立ち戻って地盤を固めているようにも思える最近のスマートスピーカー界におけるディスプレイアップデート。
今後はよりスタイリッシュなデザインと、+αの使い方をいかに提案できるかが鍵になりそうです。
ただし、残念ながら今だにFire TVは日本版Alexaには対応しておりません。これはかなり楽しみな発表なだけに、対応を急いで欲しいところです!!