2019年3月28日に突如発売が開始された新しいAlexaデバイス「Echo Input」。
Echo Inputとは外部スピーカーにAlexaの機能を追加するデバイス。外部スピーカーには3.5 mmオーディオケーブルまたはBluetoothで接続。これにより、スマートスピーカーを買わずに、今持っている普通のスピーカーをAlexa化できるようになるという優れもの。
実際にsmartioでEcho Inputを試しに使ってみたので、所感をレポートします。ぜひご覧ください!
1.接続するだけでスピーカーがAmazon Echoになる
まず第1印象は「めちゃくちゃ小さいな。」です。Echo Dotの上の部分だけを削ぎ取ったようなデザインで、薄く軽いのでびっくりしました。この中にAlexaが入ってるわけですね。
あとは設定が簡単でしたね。詳しい説明は「普通のスピーカーをAlexa搭載にできるEcho Inputの設定方法」こちらで解説していますが、ものの5分くらいで全てのセットアップが完了しました。
ニュース・天気予報を聞いたり、音楽の再生も可能に
Alexa搭載なのでもちろんニュースや天気予報を聞いたりすることも可能です。設定自体もAlexaアプリから行うので基本的にAmazon Echoを扱っているのと同じ感覚ですね。
もちろん音楽も、
このようにAlexa対応の音楽配信サービスで再生することができます。音量の変更や、曲のスキップ、アーティストの変更などもすべて音声操作も可能。自宅で使っている音が良いスピーカーに搭載すると音楽鑑賞がかなり捗りそうです。
もちろんAlexaスキルも利用可能
言うまでも無いかもしれませんが、もちろんAlexaスキルの利用も可能です。Alexaアプリ側で利用したいスキルを「有効化」にすればいつでも使えるようになります。
結論から言うと、自宅ですでに使っているスピーカーがもしあるようであればEcho Inputと連携するだけでAmazon Echoに様変わり。すばらしいですね!しかも、2,980円と安価なので最安値でスマートスピーカーを導入できます。
2.GoogleアシスタントとAmazon Alexaのハイブリッド可
こんなことできるのかな?という興味本位でやってみたことですが、Googleアシスタント搭載のスマートスピーカー(GoogleHomeなど)とEcho Inputを連携させれば両方使えるようになるのでは?と。
実際にやってみた動画をご覧ください。
このように「アレクサ」と「OK,Google」のどちらにも反応するスピーカーが誕生しましたw 自作でSONOSが出来上がりました。(※SONOSとは・・・Alexa搭載のスマートスピーカーでアップデートでGoogleアシスタントアプリも使えるようになる予定)
- GoogleHomeアプリのスピーカーページへ行く
- 設定画面からペアリングを有効にする
やり方としては、まずGoogleHome側のBluetooth設定を開いて、ペアリングモードにします。
合わせて、Echo Input側もAlexaアプリからBluetoothの新しいデバイスのペアリングを開始すると検出されます!あとは選択して接続するだけです。
こんなこともできるので、やってみたい方はぜひ。
3.ただマイクが少し弱い印象を…
ただ唯一気になったのは、マイクの認識が少し弱くて「アレクサ」を聞き取ってくれないことも。上の動画で見てもらったのは悪い例で、スピーカーとEcho Inputの距離が近すぎないようにしましょう。
有線接続(AUX)の場合には15cm以上、Bluetooth接続の場合は1m以上スピーカーから離して利用するようにしてください!