アメリカの調査会社VoicebotとVoysisが共同で作成した、音声ショッピングに関する最新の調査結果が発表されています。この調査結果より、アメリカではスマートスピーカー所有者の26.1%が音声ショッピングを経験したことがあることが分かりました。
さらにスマートスピーカーを始めとした音声ショッピングにおいて、日用品、衣服、音楽・映画等のコンテンツを頻繁に購入する傾向も見えてきています。
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スマートスピーカーでの買い物が習慣に!
この図は音声ショッピングにおけるスマートスピーカー所有者の割合(左)と、スマートスピーカーの所有者が月に音声ショッピングを利用する割合(右)を示したものです。
スマートスピーカーでの音声ショッピング利用者は26.1%。これは音声ショッピングを利用する方の4分の1を占めています。
また音声で月の買い物を習慣化している方のデータからも、スマートスピーカーでの音声ショッピング利用が拡大が判断できます。2018年1月の時点で11.5%だったものが、2月には16%まで増加。
アメリカでは、すでにスマートスピーカーでの買い物が手段として確立していることが分かります。
音声ショッピングで良く買われる商品とは?
また、音声ショッピングでどのようなものが購入されているか(図中の青)のデータを見ると、日用品、衣服、映画・音楽のジャンルに属するものが、音声によって購入されています。
オンラインショッピングで普段購入されるもの(図中の緑)と傾向に大差がないことが分かります。
この図では音声ショッピングにおいて、普段どのような買い方をするかを割合で表されています。何か新しいものを買う(緑)、購入したものを再注文する(赤)、またはその両方(青)を示します。
驚くべきことに音声ショッピングで一番多い買い方は買いなれたものの再注文ではなく、買ったことの無い新しいものを購入するという結果が出ました。
日本でのスマートスピーカー普及はまだ途上ですが、今後オンラインショッピングと並ぶ形で音声ショッピングが発展していく未来が見えてきましたね!