BOSEが、スマートスピーカー「Home Speaker 500」を発表しました。Amazon Alexa対応で、高級スピーカーに位置付けられるこのHome Speaker 500は、音声での操作に加え、本体上部のタッチコントロール、スマホアプリ「Bose Musicアプリ」からの操作も可能。
カラーの液晶ディスプレイも備え、再生中のコンテンツ情報を表示。アプリから設定すると、時計表示も可能。
ただし、ディスプレイはタッチ操作非対応。映像表示にも対応しないようです。惜しい!
高級感、音質でまだ日本未発売のApple Homepodに取って代われるこのスピーカーは、Bluetooth、Wi-Fiにも対応。スマホアプリ「Bose Musicアプリ」の操作で、Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスからの再生などができるほか、マルチルーム機能にも対応します。
「各種サブスク対応」トレンドで音楽サービス均一化
Spotifyなど、音楽ストリーミングサービスからの再生などができる
この部分がミソ。
Alexa、Google、LINEと、日本で3つある主な音声アシスタントを選ぶ基準として、「今使っている音楽サービスは何か」というファクターがすごく大きいことは明確ですよね。
しかし最近発売、または発表されるスマートスピーカーは、独自のアプリと連携することでこの壁を崩しにかかっています。トレンドです。
例えばAlexaが欲しいけどSpotifyが聴きたい。そもそもApple Music使ってるからスマートスピーカー購入に踏み切れない。そんな人への救済です。
このBOSEのHome speaker 500も、Spotifyが聴けるとアナウンスされていますし、先日発売されたSONOSも、Apple Music,Spotifyなど80を超える音楽ストリーミングサービスをWi-Fi経由で利用することが可能です。
音楽サービスがスピーカー選びの弊害になることはかなり軽減されてきましたね。そうなると、もはや音声アシスタント自体の性能や拡張性がモノを言うことになってきそうです。