Alexaスキルがノンプログラマーでも簡単に作成できるツールとして人気が高い「storyline(ストーリーライン)」。我々smartioもAlexaスキル開発に使っているツールです。
そんなstorylineですが、11月12日にタイトルに「Goodbye」と記載されたメールが届きました…恐る恐る内容を見てみると、
「We’re changing the name to invocable.」とのこと!つまり「storyline」から「invocable(インボーカブル)」へ名前を変更するとのことです!良かった-、ついついstorylineが無くなるのかと思いました(笑)
現在のところstorylineの公式サイトにアクセスしようとしても、invocable(https://www.invocable.com/)にリダイレクトがかけられるので不安に思った方も多いかもしれませんね。
メールの内容も英語でしたしよく分からなかった方もいらっしゃるかもしれないので、今回はstorylineがinvocableに変わることでの変更点や注意点を説明できればと思います。また3,000人以上が入っているstorylineのFacebookグループにもいろいろ聞いてみました。
storylineユーザーは同じアカウントでinvocableにログイン可能
先程も言いましたが、現在storylineにアクセスしてもinvocableにリダイレクトがかけられてて、ドメインが変更されています。結論から言いますと、storylineで使っていたアカウントで、invocableにもログイン可能です!
invocableにログインすると、storylineで作成したAlexaスキルも残っているので安心してください。storylineで公開済みのAlexaスキルはそのまま半永久的にホスティングするとも言っています。
ただ、注意点としては公開しているAlexaスキルを今後も編集したい場合には別のAlexaスキル作成ツールに移動させる必要があるとのことです。storylineで作成したスキル自体のデータはinvocableでホスティングされるが、編集は年内いっぱいまでしかできないとのこと。そのAlexaスキルの移動に関しては現在まだ決まっておらず後々分かるとのことなので、また分かり次第smartioでもお知らせ致します。
名前はinvocableに変わるけど機能はそのまま。
名前は変わるとのことですが、基本的なプラットフォームの使い方や機能はstorylineのままとのことです。更に言えば、これまでできなかった画面付きAmazon Echoの「Echo Spot」や「Echo Show」に対応したスキル開発ができるようになるとのこと。
こちらはまだCOMING SOONの状態ですが、実装が予定されているとのことです。
また、その他にも「Conditions」という機能があり、ゲームやトリビアスキルに点数をつけたりと、もっと上級のスキル開発が可能に。新機能が追加されて更にスキル開発の幅が広がりそうですね。
年内はinvocableでのスキル開発は無料。ただ今後は有料化
2018年いっぱいはstorylineと同様に無料でAlexaスキルを開発できるとのことですが、今後はカスタムスキルの開発であっても有料化になるとのことです。金額などはまだ発表されておらず分かりません。
今回storylineがinvocableに名前を変更した理由にも繋がりますが、ノンプログラマーの一般ユーザーをターゲットにしていたので無料で使えるようになっていましたが、今後はもう一歩踏み込んだ、VUI開発を本格的に行いたいユーザーをターゲットにするとのことです。
もちろん機能が増える事もあっての有料化という事ですが、こちらも金額が分かり次第お知らせします。storylineではフラッシュブリーフィングスキル開発に月額$49かかっていましたが、それよりももっと安くなるのでは?と予想。
そのため、年内まではstorylineでのアカウントはそのまま使えますが、invocableを来年以降も使うのであればinvocableのアカウントも作成する必要があるとのことですね。
現在のstorylineユーザーの反応
冒頭でも言いましたが、この発表があってからはFacebookのstorylineコミュニティでも意見が飛び交っています。現在のところ、Echo ShowやSpotに対応したAlexaスキルが開発できるようになることで期待しているユーザーが多い半面、まだ情報が少ない事から不安に思っているユーザーも多いという印象です。
smartioとしましては、液晶付き端末のスキル開発ができるという点では非常に期待しています。後は、不明確な情報が明らかになりスムーズにstorylineからinvocableに移行できれば万々歳です。
invocableは既に利用できるので、気になる方はぜひ触ってみてください!またいろいろと情報が分かり次第お知らせします!
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