ノンプログラミングスキル制作ツール「NOID」 発スキルの延べ利用ユーザー数が5,000を突破!

2018.12.13

スマートスピーカー向けアプリの開発プラットフォーム「NOID(ノイド)」を使ってノンプログラミングで作られたAlexaスキルの延べ利用ユーザー数が、2018年12月4日に5,000を突破し、延べ発話数は33,000を突破しました。

NOIDは「まるでノートに書き出すように」をコンセプトにしている、プログラミング不要で簡単にスマートスピーカーアプリが作れるクラウドサービス。

9/4のサービス開始からちょうど3ヶ月で 5,000名を超えるユーザーにスキルを提供したということですね。

noid user

ちなみにAmazon.co.jpのAlexaスキルストアで公開されているスキルが2018年12月4日時点で2,000を超えたと発表されていましたね。しかしこの数字はまだまだ他国から見れば少ないです。そこでNOIDのような簡単にスキルを作れるプラットフォームの繁栄が、スキルの盛り上がりに繋がるのです。

NOIDで作れるスキル

noid user

Alexaスキルには、対話形式で情報を返したり音声ファイルを再生したりする「カスタムスキル」と、一方的に短いニュースを次々に読み上げる「フラッシュブリーフィングスキル」、スマートホーム機器と連携し呼びかけに応じて家電などの操作を行う「スマートホームスキル」の3種類があります。

NOIDでは現在カスタムスキルとフラッシュブリーフィングスキルを作ることができ、「赤ちゃんの好きな音」や「勉強タイマー」、「野菜のゆで時間」など、特にカスタムスキルを中心に公開済みAlexaスキルが増えてきています。

本当に直感的に簡単にスキルが作れるので、今国内でグイグイとユーザー(開発者)を生み出し、イノベーションを起こしているNOID。海外にも同じようなスキル制作サービスはあるのですが、現状国内ではNOIDが圧倒的な地位を築いていますね。

NOIDの今後の展開

NOIDは現在、個人法人問わず使えるフリープランと、セッション数やデータ転送量の制限がなく商用スキル制作もできる有料プラン(絶対こっちがいい)を提供しており、自分用のスキルを作りたい方から商用スキルのテスト開発を行いたい方、企画力やシナリオ作成力の高いプロクリエイターや制作会社の方まで、幅広いユーザーに使っていただいています。

また、利用促進やコミュニティ形成の一環としてハンズオンセミナーやイベントも積極的に行っており、12月14日と15日の2日間に渡り開催されるAmazon Alexa Dev Summit Tokyo 2018にもゴールドスポンサーとして協賛し、登壇および出展する予定。

先日smartio編集部がNOIDの担当者とお話させていただいた際も、かなりワクワクするプランが進行中でした。(そのうち世に出るはず)

・公式サイト:https://www.noid.ai/
・操作画面デモンストレーション動画:https://vimeo.com/288283634