「LS miniの開発元Live Smartが、第三者割当増資により約3億円を調達」というニュースが流れてきました。
今年に入って、第2世代の販売開始と同時に100万円キャンペーンを行うなど、かなり精力的にスマート化推進を行っている同社。ここからさらに素晴らしいスマートガジェットの開発が始まりそうです。
LS miniのAI搭載とは?
つい先日発売されたLS mini第2世代。特筆すべきは2点。AI機能搭載とSesamiとの連携です。
スマートロックの「Sesame」は、家の鍵をスマート化できるもの。国内ではQrioかSesamiかといったところで、今回LS miniはこの一方と連携しました。
そしてAI機能。
現在はエアコンのみに限られますが、AI機能をオンにしておくと「夜間に外の気温や日射量低下の影響で室温が変化するのを察知して、ユーザーが快適な温度を保つべく自動でエアコンを稼働する」といった使い方が可能です。
一般的に “AI” といえば “Artificial Intelligence(人工知能)” を指しますが、ここで言う “AI” とは “Adaptive Intelligence” 。つまり一般的な人工知能にとどまらず、ユーザーの年齢、性別、身長・体重、住居の間取りやサイズ、駅までの距離、さらには暑がり・寒がりといった感じ方の違いなど、さまざまなパーソナルデータを加味した上で、ひとりひとりに快適な環境を自動的にコントロールしようとするもの。
テレビやエアコン、照明などの家電を操作できたり、Amazon EchoやGoogle Homeと連携させて家電を音声操作できるようになる点は、一般的なスマートリモコンと同様ですが、このAI機能は他に差をつける要因となり得るでしょう。
現状、似たようにAIを搭載しているスマートガジェットはambi climate2がありますが、このLS miniは、エアコン以外の家電もコントロールできる点でambiを凌いでいると言えるでしょう。
これを使えば、真夏の夜に暑さで目をさましたり、早朝急に気温が下がって体調を崩したり、といったトラブルとはもう無縁、朝まで快適な眠りが楽しめるというわけです。