ー 2019年8月16日に追記
Appleのスマートスピーカー「HomePod(ホームポッド)」。英語圏など海外では既に2018年から販売が開始されていましたが、今年の夏(2019年8月23日に発売開始と発表)、に日本でも発売される事が決まりましたね。
smartioでも過去に一度だけHomePodを取り上げて、日本で販売されているスマートスピーカーとの音質比較をやったことがあります。↓に動画を置いているので良かったらご覧ください。
HomePodはAmazon EchoやGoogle Homeに追随する形で販売が開始され、音質の良さなどが注目を浴びていました。そして今回、満を持しての日本での販売となります。販売価格は32,800円(税別)。ちょっと他のスマートスピーカーと比べると高額ですね(これが海外ではあまりシェアが伸びなかった理由かも)。
現在日本では、ディスプレイ付きのスマートスピーカー(Echo ShowやGoogle Nest Hubなど)、いわゆるスマートディスプレイに注目は移っています。そんな中、この価格帯でディスプレイ非搭載のHomePodは勝負できるのでしょうか?
この記事では、HomePodだからこそできる機能を(Apple好きが)紹介していきます。
HomePodがもつその魅力とは
iphoneと連動して電話に出る、電話をかける
HomePodはAppleなので、iPhoneと連携します。Siriに頼むことで、iPhoneの「連絡先」アプリに登録している電話番号宛にいつでも電話がかけられます。「Hey Siri. ◯◯◯(連絡先に登録している名前)に電話かけて」でHomePodで電話ができる。
またiPhoneに電話がかかってきた場合でも「Hey Siri. iPhoneにかかってきた電話に出て」で電話に出ることも。これはiPhoneにかかってきた電話もHomePodに転送できるため、電話の応対もHomePodからできるようになっています。これにより、手が離せない場合やスマ ホをとるのがめんどうな場合でも、ハンズフリーで電話が使える。
iphoneと連動してメッセージを送る
電話は先程言いましたが、iPhoneと連動して「メッセージ」の確認と送信も可能です。
Apple Music,Podcastなど音楽サービスも充実
HomePodではApple Musicはもちろんのこと、Apple PodcastやSpotify,ブックなど音楽やラジオ配信など様々なストリーミングサービスを利用することができます(一部有料)。
AppleMusicの再生ではiTunesライブラリに追加している楽曲の再生はもちろん可能で、有料プランであれば5,000万曲の中から好きな音楽をストリーミング再生できるようになります。有料会員に関しては3ヶ月間の無料トライアルも用意されているようです。
また音質にも非常にこだわりを持って作られているスピーカーのため、音質も良いというユーザーの声が多いです。性能的には上部にウーファーを配置しており、下部にはカスタムアンプを搭載した7つのツイーターがあります。低音が強く、高音までクリアに聴こえる設計です。
さらには2台連携させて使うことで、ステレオサウンドで音楽を楽しむこともできます。
空間認識能力で部屋にあった最適な音楽環境を
HomePodには空間認識ができる能力があります。壁までの距離などを把握・分析して、部屋や置き場所にあったサウンドを出すことができるため、置き場所を選ぶ必要はありません。
360度スピーカーは部屋の中央に置ければベストなのでしょうが、部屋によっては難しい場合も多いです。なので泣く泣く壁際に設置したテレビ台の上に置いてしまうことも(自分がそうです)。その点、360度スピーカーであるにもかかわらず部屋や置き場所によって最適な環境を整えてくれるHomePodは優秀ですね!
音楽好き、iPhoneユーザーにとっては魅力が多い
みなさんが自宅で使っているスマートスピーカーの使用用途のNo.1はダントツで音楽の再生です。HomePodはスピーカー設計であったり、AppleMusicやSpotifyの対応、空間認識による快適環境の分析や、ステレオ再生など音楽好きな方におすすめのスマートスピーカーと言えます。
また電話をかけられる、メッセージの送受信の他にもカレンダーの確認などiPhoneで使える機能をそのままHomePodで利用できるものも多いため、iPhoneユーザーにもおすすめ!
価格は32,800円(税別)と他のスマートスピーカーと比べると高額にはなりますが、Siriが搭載された高性能スピーカーと考えると妥当な金額とも考えられます。発売日はまだ未定となっていますが2019年8月23日に発売されるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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