Amazon Echo(アマゾンエコー)もとうとう一般発売が開始されましたし、購入を検討している方も多いのではないでしょうか?
われわれもアマゾンエコーの使い方やできる事を調べる内に、「これは便利だな!」と思うところがある反面「もう少し改良してくれたらな…」と残念に思うポイントが分かってきました。
そこで3ヶ月間本気でアマゾンエコーを使ってきた我々だからこそ分かる、良かった点と悪かった点の評価をまとめてみました!
この記事の目次クリックすると該当箇所へ飛べます。
1.便利でよく使う良かった機能
1−1今ある家電を操作する
スマースピーカーの基本とも言える家電の操作は、アマゾンエコーでも簡単!上動画ではラトックシステムの「RS-WFIREX3」という家電リモコンを使っています。(商品ページはこちらから)
今家で使っている家電を音声だけで操作ができるようにするには、間違いなく家電リモコンを使う事がおすすめなのですが、現在主流となっている家電リモコンのほとんどはAmazon Alexaに対応しており、アマゾンエコーから音声操作が可能!
Amazon Alexaに対応しているガジェット(家電リモコンなど)が多く、今後もAlexaに対応する家電がどんどん増える事がアマゾンエコーを使うメリットと言えます。
- テレビ
- エアコン
- 照明
- リモコンがある他家電
家電リモコンを使えば以上の家電が基本的に操作可能になります。(※リモコンによって多少変わります)
「アレクサ、テレビつけて」「アレクサ、電気消して」など音声だけで家電を操作できるっていうのは想像しているよりもかなり便利です。
でも正直手でやった方が早いよね?と思う方もいるでしょう。もちろん手動でやった方が早い事は確かですが、ベッド・ソファの上からなど動きたくない時や手が塞がってる時などに便利ですし、動く手間を考えると音声操作の方が早かったりもします!
1−2音楽を聴く
これもスマートスピーカーの基本機能とも言えますが、アマゾンエコーは音楽を聴くにしても便利です。その理由を紹介しましょう。
約4,000万曲を配信しているAmazon Musicが月額380円
スマートスピーカーで音楽を聴くには基本的に音楽配信サービスを利用します。「アレクサ、サカナクションの新宝島を再生して」とアーティストと曲名を指定して音楽を再生することもできますし、「アレクサ、Radioheadを再生して」などアーティスト名だけでも再生してくれます。
ただ、その音楽配信サービスにその楽曲があればの話です。無ければもちろん再生する事はできません。
それを解決できるのが、アマゾンエコーで使える「Amazon Music Unlimited」という音楽サービス。約4,000万曲を配信しており、こんなコアなアーティストまであるのかと思えるほどです。
なんと、このAmazon Musicが月額380円で利用する事ができるのです!(アマゾンエコー単体での利用に限る)
他のGoogle Playだったり、Spotifyなども大体月額900円ほどかかったりするので、それと比べると非常に安い事が分かります。尚且つ聴ける楽曲数も4,000万曲と。
スマートフォンに入ってる音楽を再生する
音楽配信サービスの充実もいいのですが、スマートフォンに入ってる音楽をスマートスピーカーから再生したい、Apple Musicに加入してて自分が作ったプレイリストを再生したい。と思っている方もいるでしょう。
それもアマゾンエコーならすぐに解決できます!
「アレクサ、スマートフォンに接続して」と話しかけると近くのデバイスを検出して、スマートフォンとアマゾンエコーを接続する事が可能です。つまり、アマゾンエコーをBluetoothスピーカーとして使う事ができます。
スマートフォンの中に入っている楽曲を音声で選曲する事ができませんが、「アレクサ、次の曲(スキップして)」とアマゾンエコーに話しかければ曲のスキップもやってくれます。スマートフォンから音楽を流したい、ラジオを聴きたい、Podcastを再生したいという時に便利です!
1−3スキルが豊富でできる事がどんどん増える
アマゾンエコーの特徴として、Amazon Alexaスキルと呼ばれるスマートフォンで言うアプリみたいなものがあります。そのスキルを有効化することによってアマゾンエコーでその機能を使う事ができるようになる。
そのスキルによってアマゾンエコーでできる事は変わってきますが、現在いろんなスキルがどんどん公開されてます。企業がスキルを開発したり、大学生やエンジニアなど個人でスキルを開発したりする人もおり、今後もいろんなスキルが開発される事は間違いないでしょう!
つまり、スキルの発達によってアマゾンエコーでできる事が増え、今後も市場的にも伸びてくるのは間違いありません。Alexa搭載のガジェットやAlexa対応家電が増えるなど、伸び率は高く、アマゾンエコーは持っておいて将来的にも損はしないです。
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1−4「おはよう」のひと言で複数の動作を行える
「おはよう」じゃなくても良いのですが、「アレクサ、おはよう」など指定したワードを言うだけで複数の動作を指示することができます!これがアマゾンエコーの良かった機能のひとつ「定型アクション(ルーチンワーク)」です。
定型アクションを設定すると、「アレクサ、ただいま」で照明を点けて、夏であればエアコンで冷房を点けて、テレビの電源をONにすると行ったルーチンワークを行うことができます!
いろんな定型アクションを設定しておくと生活が便利になります。例えば「アレクサ、おやすみ」で照明とテレビをOFFにしてくれたり、「アレクサ、おはよう」で今日の天気とニュースを読んでくれるように設定したり。
これはアマゾンエコーに搭載されたAmazon Alexaにしかない機能です!
2.改善して欲しい不便な点
2-1ワードの言い換えができない
不便とまでは行きませんが、もしできたらもっと便利になるのになーと感じた点は「ワードの言い換えができない」ところです。
どういう事かと言いますと、「アレクサ、家電リモコン(スキル名)でエアコンをONにして」と言わなければ起動しないワードを「アレクサ、エアコンをつけて」で起動するようにワードの言い換え設定ができないという事です。
そんなのできるの?と思うかもしれませんが、同じくスマートスピーカーのGoogleHomeにはショートカット機能があり可能。
今後できるようになれば良いのですが、3ヶ月間使ってみて感じた不便な点はここです!
2-2新機能が北米版からで日本版での対応が少し遅い
これはGoogleHomeでも同じ事は言えますが、アマゾンエコーで新しく追加された機能であったりはまず北米版Alexaに実装されます。その後に、日本語版Alexaでの対応となるので、新機能が追加されてから日本版で利用できるようになるまで少し時間がかかってしまう点も難点です。
まあこれは仕方がないですね。
3.3ヶ月間使ってみての総評
総評としましては、飾りっ気無しで「かなり良い」です。
アマゾンエコーで操作ができるガジェットが3ヶ月間の間でどんどん増えてきましたし、スキル自体も活発に開発されている状態なので、今後もっと良くなる事は間違いないでしょう。
ただ、「アレクサ」っていうウェイクワードを言う必要が無くなったり、言い換えができるようになったもっと便利になるんだけどなーという願望も湧いてきました。