大変な育児を楽にする10個のベビーテック・IoTガジェット

ただでさえ心配事も多い上に想像以上にやる事が多い育児、少しでも人の手を借りたいですが様々な理由でそうもいかないことってありますよね。

実はそんな時に役立つIoTガジェットが世界ではたくさん開発されていて、ベビーテックという言葉もあるくらいなんです。

今回は、日々いろんなIoTガジェットを見たり触ったりしているsmartio編集部が、2018年の暮れ、平成最後の冬に、忙しいあなたの育児を助ける超便利なIoTガジェット10選を紹介します。

1.おしゃべりテープ「スマートシッター」

おしゃべりテープ「スマートシッター」

スマートシッターをおむつに貼っておくと、赤ちゃんがおしっこやうんちをしたときにリアルタイムでお知らせが確認できます

概要

・センサーで赤ちゃんのトイレを感知しお知らせ
・お知らせ機能だけでなく、データの記録も可能
・本体を1つ買えば、あとはテープ交換でずっと使える

おしゃべりテープ「スマートシッター」

​スマートシッターは、赤ちゃんの排せつを大小便それぞれお知らせするだけでなく、回数の記録を分かりやすくスマホアプリで管理できます。

赤ちゃんのトイレは健康の重要なバロメーターですし、状態や回数の管理は必須です。

でもトイレをしたからといって赤ちゃんがお知らせしてくれるわけではないので、知らず知らずのうちにそのままになってストレスがかかってしまうということがあり、心配ですよね。

そんな時にこれをおむつに取り付けていればすぐに教えてくれるんです!

本体も軽く薄いので赤ちゃんに負担はほとんどありません。是非使ってみてはいかがでしょうか。

2.おむつの状態を教えてくれる!「iQ Labo Opro9 SmartDiaper」

iQ Labo Opro9 SmartDiaper

iQ Labo Opro9 SmartDiaperは、赤ちゃんのおむつが濡れるとアプリにお知らせしてくれるおむつセンサーです。

概要

・スマホアプリから赤ちゃんのおむつ状況を確認
・トイレの回数やおむつ交換の時間を管理
・気づいてすぐおむつを交換することで赤ちゃんへのストレスや負担を減らす

iQ Labo Opro9 SmartDiaper

忙しい中、常に赤ちゃんに気を配るのは大変ですが、おむつを濡れたままにしてしまうと肌がかぶれてしまったり、体温が下がってしまったりする可能性があります。

そんな時にこのおむつセンサーを使用すると、すぐに気が付くことができるので赤ちゃんへの負担を減らすことができます。

赤ちゃんのおむつを交換した時間や一日のおしっこの回数は、いつでもアプリから見ることができます。

これによって「いつもと様子が違う」ということにいち早く気が付くことができるので、体調管理にとても役立ちますね!

尚、データはクラウド上に保存されるので、スマホを買い替えたときでも確認できます。

3.赤ちゃんの便を簡単記録「うんこボタン」

うんこボタン

うんこボタンは、赤ちゃんの排泄をウェブアプリと連携して記録するためのボタンです。

概要

・押したときの日付と時刻、イベント(うんち or おしっこ)をウェブアプリに記録
・スマホでなくウェブアプリに保存

うんこボタン

定期健診では赤ちゃんのうんちの回数を確認されますし、言葉を話せない赤ちゃんの健康管理には排泄物チェックは欠かせません。

記録をつけなければいけませんが、おむつを替えたりしてバタバタしていると忘れがちになってしまいます。

そんな時にこの「うんこボタン」が役に立ちます!

ぽちっと押すだけで日付や時刻まで記録できるので手間がかかりませんし、スマホでなくウェブアプリに保存されるので共有して状況を確認することが可能です。

4.呼吸や体温までモニタリング「Cocoon Cam Plus(コクーンカムプラス)」

Cocoon Cam Plus

従来のベビーモニターは、赤ちゃんの様子を見たり、音で様子を確認することしかできませんでした。

しかしこのCocoon Cam Plus(コクーンカムプラス)は、スマホから赤ちゃんの呼吸や心拍数・体温まで、把握できます!

概要

・外出先からも常にスマホアプリから赤ちゃんの状況をモニタリング
・衣類の付属品やマットなど無しで赤ちゃんの呼吸と動きをモニタリング。
・クリアなHDライブストリームビデオの上、スピーカーとマイクが内蔵で赤ちゃんに話しかけることも可能

Cocoon Cam Plus

スマホ経由で常に赤ちゃんの様子を確認することができます。

子育て中の方が一番心配で怖いのはやはり、乳幼児突然死症候群(SIDS)などの病気だと思いますが、このCocoon Cam Plus(コクーンカムプラス)なら赤ちゃんの心拍数や体温まで確認できるので異常があったらすぐに気づくことができます。

また、赤ちゃんの呼吸が変化したり泣いたりしたときにお知らせしてくれる機能があります。

両親が近くにいれることが一番だと思いますが、親だって休息の時間は必要ですし常に見ていられるわけではありません。そんな時のサポートとしてこちらの機器をお使いになってはいかがでしょうか。

5.赤ちゃんの感情を色でお知らせ「Listnr」

Listnr

Listnrは任意の音声認識システムに基づいて本体周囲の音をあつる小型IoTデバイスです。乳幼児用のモードも搭載。

概要

・声を解析し、赤ちゃんの感情を認識
・感情によって色に分けてスマホにお知らせ
・アプリで1日の気持ちの割合を確認

Listnr

Listnrは「キモチを色に」がコンセプトの小型IoTデバイス。本体付近の音声を集音しリアルタイムでクラウド上にアップロード、専用サーバで音の解析を行います。

デフォルトで搭載の乳幼児の声を解析する「xauris(ゾウリス)」を利用した場合、赤ちゃんの声から「泣く」「笑う」「ぐずり」「喃語(乳幼児が発する言葉にならない声)」といった4種類の感情を認識してくれます。

これらの状態をスマホに送信してくれるので遠く離れた場所でも赤ちゃんの感情を確認することができます。

また、一日通してどの感情の割合が大きかったかを見ることもできます!

6.お母さんの搾乳をアシスト「母乳アシスト 電動Pro Personal」

母乳アシスト 電動Pro Personal

Pro Personalは母乳が効率よく、スムーズにとれる電動さく乳器です。

概要

・状態に合わせて様々な吸引リズムが選べる
・自動でさく乳ができ、手の負担も少ない電動タイプ
・専用アプリ「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と連動

母乳アシスト 電動Pro Personal

その時の胸の状態に合わせて様々な吸引リズムが選べるので、心地よくさく乳できます。

胸にあてているだけで自動でさく乳ができるので、手の負担も少ないです。

専用スマホアプリ「Pigeon Switch(ピジョンスイッチ)」と連動することで、さらにさく乳が便利で快適に!

さく乳器を手元のスマートフォンで操作したり、「保存」と記録した母乳のストック管理や、授乳の記録や管理など色々なことができるので、母乳育児に合わせてサポートしてくれます。

7.ぬいぐるみでコミュニケーション「Pechat」

Pechat

Pechat(ぺチャット)はぬいぐるみにつけるボタン型スピーカーです。専用アプリを操作することでぬいぐるみを通して子どもと会話することができます。

概要

・ぬいぐるみに着けて専用アプリを操作することで、ぬいぐるみを通して子どもと会話
・「うたリスト」や「おはなしリスト」、自動で話してくれる「おまかせモード」などたくさんの機能が搭載
・イヤイヤ期の子どもに効果的なセリフが700以上収録

Pechat

アプリに文字で入力したセリフを、ペチャットがかわいく読み上げてくれる機能や、吹き込んだセリフをかわいい声に変換しておしゃべりする機能の他に「うたリスト」や「おはなしリスト」、自動で話してくれる「おまかせモード」などたくさんの機能が搭載されています。

家事などで忙しい時にも子どもの遊び相手になってくれるので子育て家庭の心強い味方です。

「あかちゃんモード」では泣きやみ・おやすみのための音楽を流したり、赤ちゃんが泣いたらアプリにお知らせしてくれる機能もありますし、更にはなかなか親の言うことをきかなくなるイヤイヤ期に対応した「イヤイヤモード」もあります。

イヤイヤモードでは専門家が監修したイヤイヤ期の子どもに効果的なセリフが700以上収録されています。親とのコミュニケーションが難しい時期でも、仲良しのぬいぐるみから言われたら素直になるかもしれませんね。

英語版アプリもあるので英語教育にも使えますし、ある一定の期間だけでなく子育てを長い目で見て機能の設計がされていることがPechatの魅力なのではないでしょうか!

8.創造力を育む「Osmo Creative Game Kit for iPad」

Osmo Creative Game Kit for iPad

Osmo Creative Game Kitは、子どもが手を使って学びながら遊ぶことのできるiPad用ゲームシステムです。

概要

・遊びを考えながら想像力を養う
・Monster、Masterpiece、Newtonという3つのゲーム搭載
・問題解決力を身につけながら、物理の原理の基礎を学べる

Osmo Creative Game Kit for iPad

このOsmo Creative Game KitはiPadと接続し、先述した3つのゲームで遊ぶことで絵を描きながら豊かな創造力を養うことができます。

Monsterは自分の描いた絵でキャラクターが遊んでくれます。まるで魔法を使った気分になれるでしょう。

Masterpieceでは、描きたい対象をトレースできるのでそれをなぞって絵を描き、芸術的な才能を開花させられるかもしれません。

Newtonでは線を描いたり画面の前に物を置きながら、物理のパズルを解決します。

この説明だけでは分かりにくいかもしれませんので下の公式動画をご覧ください。子どもには豊かな創造力を養ってほしいものです。

9.子守りに使えるスマートスピーカー「LINE Clova Friends」

LINE Clova Friends

LINE社が発売しているスマートスピーカー「LINE Clova Friends(クローバフレンズ)」。音声アシスタントClovaが搭載されています。

概要

・LINE社の音声AIアシスタントClovaが搭載されたスマートスピーカー
・かわいい見た目で子どもの話し相手に
・童話などを読み上げてくれる

LINE Clova Friends

LINE CLova Friendsは何と言っても子どもに親しみやすい見た目が魅力です。スマートスピーカーの中でも最もこどもに人気の高いシリーズですね。

天気を聞いたりといった基本的な機能は勿論、童謡を読み上げたり音楽を聴いたり、話し相手になってくれたりするので子守りのサポートに最適です!

また、別売りのドックを購入することで家電製品の操作も声で出来るようになるので、赤ちゃんのお世話などで手が離せない時に大活躍しそうですね。

10.園児の睡眠チェック「hugsafety(ハグセーフティ)」

hugsafety(ハグセーフティ)

株式会社hugmoのhugsafety(ハグセーフティ)は、様々なIoT機器とクラウドシステムで保育士や先生の業務負担の軽減や園児の安全を見守り保護者の安心をサポートしてくれるサービスです。

概要

・個人向けではなく保育施設向けのサービス
・多彩な機能とシンプルな入力で日々の業務を効率化
・午睡センサーで乳児の睡眠時のデータを感知

hugsafety(ハグセーフティ)

これまで紹介してきたガジェットとは一味違って、保育施設向けのサービス。

hugsafetyは、園児のお昼寝中の呼吸をリアルにモニターし睡眠を見守る午睡チェック業務を補助するシステムです。

睡眠時にもっとも怖い乳幼児突然死症候群SIDSを予防するために無呼吸を早期に発見するための午睡センサーを提供してくれます。

子どもの数が多いといくら保育士さんでも異常を見つけるのは難しくなってきます。そんな場合にサポートしてくれるサービスです。

以上、smartioが選ぶ大変な育児を楽にする10個のベビーテック・IoTガジェットでした!

まだ日本では少ないですが、こういった育児をサポートするベビーテックサービスやガジェットは需要も多く、今後もどんどん出てくると思います。

ただでさえ大変な子育てなので、機械やデータに頼れるところは頼って、少しでもお母さんやお父さんの負担が軽減されると良いですね。

ぜひ検討してみて下さい!