Loup Venturesが発表したAI音声アシスタントのIQテスト(質問への回答)の結果、トップはGoogleアシスタントだったことが判明しました。
今回は、Apple Siri、Google Assistant、Amazon Alexa、Microsoft Cortanaに対して約800の質問を行い、その結果を2017年4月と2018年7月と比較したものです。
調査はアメリカ版のAIが用いられ、質問は以下5つのカテゴリで行われました。
- ・ローカル – 最も近いコーヒーショップはどこ?
- ・コマース – ペーパータオルを注文して
- ・ナビゲーション – バスでアップタウンへ行く方法は?
- ・インフォメーション – 今夜は誰がツインズをプレイする?
- ・コマンド – 今日の午後2時にスティーブに電話するのをリマインドして
最も優秀だったのはGoogleアシスタント
正しく返答できた率はGoogle Assistantがトップ。次いでApple Siri、Amazon Alexa、Microsoft Cortanaと続きました。
質問の理解力についてはGoogle Assistantが100%とトップだが、他社も98〜99%と高いレベルにあります。
Google Assistantは、コマンドを除くすべてのカテゴリで最も優秀でした。コマンドのみApple Siriがトップ。コマースでAmazon Alexaがトップではないというのは意外ですね。
15カ月前との比較
15か月間でGoogle Assistantの正解率は11%改善、Siriは13%、Cortanaは3%だった。Alexaはアプリでの過去評価データがないので集計外。各社正解率は上がっており、日々性能が向上していることが示されました。
なお、本調査はあくまで英語版の調査であり、日本語版では別の結果になる可能性もあります。