Alexaの独自AIチップを開発。アマゾンエコーが本物のAIスピーカーへ?

2018.3.16

AmazonがAlexaの独自AIチップを開発中であるという報道がありました。独自のAIチップがAlexaに組み込まれる事によって、Amazon Echo(アマゾンエコー)などは今後どのような進化を遂げるのでしょうか。

考えられる事としては、反応、情報取得のスピードが上がる事です。

Alexaサーバー

上画像はアマゾンエコーに話しかけた際のアマゾンエコーの情報の取得方法です。Alexaサービスを経由し、Amazon Lambdaサーバーから情報を取得し、それをスピーカーに喋らせるという流れになっています。

実際にアマゾンエコーを使っているとスピードの遅さはあまり感じませんが、このように見るとすごい遠回りをしているなという感じもしなくもないです。

そこで、Alexaに独自AIチップが組み込まれる事によってどのような事になるのか。それは『Alexaが自分で学習しながら判断をして処理』をしてくれるようになります!

Alexaサーバー

つまり図で見るとこんな感じですね。

Amazonサーバーからの情報取得などを飛ばして、Alexa自身が判断をして情報を出す。つまり、反応、情報取得のスピードが上昇するという事に。

報道によると、外のサーバーを利用する必要が無くなるため、Wi-Fi環境(インターネット)に繋げなくても利用できるようになるのでは?と言われています。家中の家電を操作する中枢となり、あらゆるものをAlexaを搭載したデバイス(アマゾンエコーなど)で管理できるようになるのかもしれません。

開発中のAiチップに関してはいつ組み込まれるかなどの情報はまだ明らかになっていませんが、楽しみにまちましょう。