海外のメディアVoicebotにおいて、Alexaスキルのmp3要件が緩和されていることが報じられていました。再生時間やサンプルレートに関する変更が入ったようです。
再生時間やサンプルレートの制限が緩和される
これまで再生時間は90秒以内、サンプルレートは16000Hzに設定することが定められていました。この制限について再生時間は240秒以内、サンプルレートについては従来の16000Hzに加え22050Hzと24000Hzが追加で指定できるよう緩和されました。
リファレンスは既に変更済み！？
developer.amazon.comにあるリファレンスを確認すると、該当の項目は既に修正済み。現在のスキルで利用できるかは確認していませんが、制限が緩和されたのは確かなようです。
これまで90秒より長いmp3ファイルを再生するにはAudioPlayerが必要だったのですが、AudioPlayerに移行するとスキルのセッションが切れてしまいます。ユーザーがスキルに戻るためには再起動する必要があったので、今回の制限緩和でよりエンゲージメントの高いスキルに改良できるシーンがあるかもしれませんね。
smartio編集部のエンジニア。Alexaスキル開発経験あり。smartio動画でYouTuberデビューを果たす。現在は疑似体験によるIoTガジェット普及のため、3Dコンテンツを開発中。