Amazon大阪支社の方で開催されていた、Amazon Alexaのセミナーに参加してきました。今回はその際に聞けた「こぼれ話」をまとめてみましたよ!
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なぜAmazon Echo(アマゾンエコー)は招待制販売なの?
日本で販売開始されたものの、Amazon EchoをはじめとするEchoシリーズは、まだ家電量販店で購入することはできません!しかし、Amazonなら買えるかというとそうではなく、2018年2月時点ではAmazonから招待メールが届かないと購入することができません。
【3月追記】1月に招待メールを送ってみましたが、3週間ほどでEchoの招待メールが届き購入する事ができました。さらにその2週間後にPlus、Dotと立て続けに招待メールが届いている状況です。
その招待メールを受け取るには、Amazonで招待を申し込む必要があります。まだ申し込んでないという方は、今のうちに済ませておきましょう!
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スマートスピーカーAmazon Echo Dot¥5,980新品
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スマートスピーカーAmazon Echo¥11,980新品
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スマートスピーカーAmazon Echo Plus¥17,980新品
結論から言うと、Nintendo Switchのように在庫不足や生産が追い付かないという理由ではありませんでした。では、なぜ他のスピーカーみたいに家電量販店で販売せずに制限されているのでしょうか?
Alexaはスマートスピーカーが抱える問題に向き合っている!
そこには、日本語を解釈するスマートスピーカーが抱える問題があったのです。そもそもどこのスピーカーでも同じなのですが、AI音声アシスタントが日本語を上手く理解するためにはお勉強が必要。いわゆる、機械学習を繰り返し行うというやつです。
しかし日本語は英語や中国語に比べれば発話人口が少ないので、いざ正しい日本語を学ぼうと思っても会話データが足りないという背景があります。つまり、より質の高い商品にするためには、日本語の会話データを集めより多くの日本語が理解できるように精度を上げる必要があります。まだまだ日本語対応は発展途上ということですね。
つまり、いきなり通常販売を解禁して、なんだAlexaって大したことないなというイメージ低下を避ける狙いがあるんです。
そこでAmazon Echoは、一定の精度に達したら購入者を増やす方法。つまり、招待制でAmazon Echoを販売する戦略に出たのです。スマートスピーカーが抱える問題と向き合い、最終的には一度に多くの方へ精度の高い商品を流通させるための工夫をしていたのです。
そして日本語に対する学習が、一定のレベルまで達したら来年初めにも通常販売が解禁されるだろうとのこと。もっともAmazon echoをスムーズに使うためには、この一般発売の時期に自然な流れに沿って購入すればいいんではないでしょうか?
もちろん、先に購入したからといって損することは絶対にありません。なぜなら、インターネットを通じたアップデートによって全端末が同じ質になるからです!
スマートスピーカーで何ができるの?
スマートスピーカーを買う際に一番気になること。それは買えるかどうかではなく、買ったときに実際に使うかどうかだと思いませんか?正直に言うと、私も初めはそこを考えていました。電気をつけたり、テレビをつけたり。これってリモコンに手を伸ばせば、すぐに終わってしまうことなんですよね!
このように1つのものに対しての操作であれば、声をかけるまでもないわけです。でも、さらに手が濡れているだとか、荷物で両手がふさがっていたらどうでしょうか?自分なら思わず、口を使いたくなりますね。そのような時は、さすがに声かけだけで動作してほしいと思ってしまうのです。
さらに、Amazon Echoなどスマートスピーカーでは、1つのものに対してだけではなく複数の動作を音声で操作することができちゃいます。例えば「おはよう」といったとき、電気をつけるのと同時にニュースの読み上げをさせることもできるんです。そんな場面まで考えると、スマートスピーカーって結構役立ちそうでしょ?
echoだけじゃない!Alexa入りの商品は他にも!
日本ではまだスマートスピーカーとしてしか知られていませんが、Amazon Echoの中にいるAI音声アシスタント「Alexa」を搭載できるのはスピーカーだけではありません。
例えば、海外ではスマートグラス(眼鏡)やデスクスタンドへAlexaを搭載した製品も登場しています。これらはAmazonが製造したものではないのですが、自社製品にAlexaが搭載できるようにAmazonがAlexa Voice Service(AVS)という開発ツールを提供しているためにできることなのです。
この裾野の広げ方、スマートスピーカーの発展のさせ方はAmazonが業界で他を大きくリードしているとこでしょう。開発を社内に留まらせず、世界のあらゆる場所に「委託」しているのです。
この開発ツールのおかげで、世の中にはAlexa搭載、対応もプロダクトがバンバン増えていくわけです。シェアを取っているAIに企業製品が比重を置くのは目に見えてますよね。このことからもAmazonの一人勝ちが容易に想像できます。出遅れているのに加え、自社製品で完結させたがるApple、ちょっとピンチですね。
加えて先述のようにAlexaは家の中での使用のみを想定していません。車の中や出先でも役に立つAIを最初から描けていた時点で一歩先に居ますね。Amazon Echoで何ができるか?ではなく、何かをするためにAlexaを使いたいという方向でも発展できるようにできているわけです。
スマートスピーカーって流行るの?
もちろん私は流行ると思っている方の人間。だって、考えてもみてください。先ほど「スマートグラス」にAlexaがついてくると言いました。これで地図を見ることができるので、旅行先で歩きスマホをすることなく安全に歩くことだってできます。外に持ち運ぶAlexa、これって革命的ですよね!
Alexaの入ったスピーカーが一家に一台どころか、一部屋に一台。そんな未来がもう間近まで来ていると思うと、ワクワクしてきますね!
そのワクワクをいつでも始められるよう、まずはAmazonの商品ページから招待メールのリクエストを出しておきましょう!
最新版!アマゾンエコーの招待メールが届いた情報!
当記事を書いている私どもも、Amazon Echo(アマゾンエコー)のリクエストを送って招待メールを待つ日々が続いておりますが、2018年3月時点の最新情報をお届けします!
ライターSの場合:1月末にEcho,Echo Dot,Echo Plusの3種類同時にリクエストを送る→3週間後の2月下旬にEchoの招待メールが届く→購入→さらに2週間後(3月上旬)にEcho Plusの招待メールが届く→購入→翌日にEcho Dotの招待メールが届く。
このようにコンスタントに招待メールが届いております。特に3月中旬に入り招待メールがライターSの元に届きましたが、開発部のナガシマの元にも同様に招待メールが届いたとの事です。
直近の動きを見る限り、招待メールが届きやすくなっているのでは?と思っております。また、これは一般発売が開始される予兆なのでは?と予想をしていますが真偽のほどは不明です!
この記事で紹介した商品はこちら
※現在Amazon Echoシリーズは招待制となっています。欲しい方はリクエストを送って招待が来るのを待ちましょう!