音声認識で会話内容をテキストに変換!議事録作成もラクラクなSpeakSee(スピークシー)

2018.11.27

会議の議事録を作成するとき、手書きでまとめるのはかなりの労力がかかります。しかし、会議を録音したものを後で書き起こすというのも面倒ですよね。

今回は会話内容をリアルタイムで文字起こししてくれるスマートマイク、SpeakSeeを紹介します。

音声認識で会話を文字起こし

音声認識で会話を文字起こしするSpeakSee

SpeakSeeは音声認識(speech-to-text)を利用して会話の文字起こしができるスマートマイクです。指向性を持つビームフォーミングマイクを搭載することで、95%と高い音声認識精度を達成しています。

英語・スペイン語・ドイツ語・日本語など120か国語に対応し、文字起こしされた内容はスマートフォン専用アプリ(iPhone/Android対応)で確認可能です。

議事録作成や外国語の勉強に

議事録作成や外国語の勉強に

文字起こしした内容は保存することができ、保存後はキーワード検索を行うことも可能です。これで会議の議事録を作成しておけば、あとから内容を振り返るのも楽になりそうです。

またマイク本体の3.5mmジャックでテレビに簡単に接続できるので、テレビの音声文字起こしもできます。海外ドラマを英語字幕で楽しむという使い方ができるので、英語をはじめとする外国語の勉強にも使えそうですね。

聴覚障害のある方とのコミュニケーションツールとして

聴覚障害のある方とのコミュニケーションツールとして

会話の内容を文字起こしするという特徴から、聴覚障害のある方とのコミュニケーションツールとして活用できます。手話が分からない方とも会話によるコミュニケーションが可能になるので、聴覚障害のある方がよりアクティブに活動できるようになりそうですね。

まとめ

マイクに話すだけで会話内容を文字起こしできるので、本当に議事録作成がラクラクできそうですね。同じ音声入力を利用するスマートスピーカと共に、新しいコミュニケーション方法として発展してもらいたいガジェットでした。

SmartSeeはINDIEGOGOのサイトで2,000万円近くの資金調達目標を達成していますが、製品の早期購入はまだ受付中です。マイク1つの通常価格が499ドル(約56,000円)するところ、今なら249ドル(約28,000円)の支援で入手可能。製品は2019年6月中に発送される予定です。