会社でスマートスピーカーを集めだした約1年前から、毎日のようにスピーカーとコミュニケーションを取ってきた当smartio編集部。
発売開始の1年前から、会話の精度も見違えるほど向上し、スピーカーでできることもグッと増えて便利になりました。
さて、ところでスマートスピーカー界ではずーっと前から取り沙汰されてきたことがあります。それこそ、結局Amazon EchoとGoogle Homeどっちがええねん!ってこと。
きのこの山とたけのこの里並みに議論されているこの話題、ちょっとネットを調べれば、重箱の隅を突くように細かい点を比べて、やれAmazonだ、やれGoogleだといろんな人がいろんな結論をつけていますが、
この際はシンプルかつハッキリと申し上げます。
どっちもどっち。
機能はまるでイタチごっこ状態で、AmazonがやればGoogleが後追いし、GoogleがやればAmazonが後追いする状態。大差なんでとんでもなく、普通に使う分じゃ、そこに差はほとんどありません。
しかしこれではあまりにも不親切なので、デュスプレイ付きモデルが一世を風靡する前の今、smartioなりに結論をつけてみます。
ここだけは抑えておきたいAmazonとGoogleの違い
スキルの数だとか、音質だとかに違いはありますが、正直これらが決め手にはならないと思っています。
毎日新しいスキルを探したりは普通しませんしね。
とは言っても、決定打になりかねない違いはいくつかあります。
そのひとつが通話機能。現状、Amazonでは通話できますが、Googleではできません。
あと、Apple Musicが両者ともに使えない(※Bluetooth連携でならスピーカーによっては使えますが、デフォの音楽サービスでは不可)状況で、同じく人気のSpotify。これはGoogleでなら使えます。音楽好きならこれも決め手になり得ますね。
家電操作は同等にできる
家電操作は同等にできます。アレクサ対応のガジェットがやや多い気もしますし、車載やAVS(モノに組み込めるAlexa)など、拡張性が広いのもAmazonかもしれませんが。
普通に一般家庭で家電を操作する分ではほぼ同等です。引き分け。
結論はウェイクワードの差でAmazon Echoの勝ち
じゃあ結論はなに?はよ言ってや!と思いますよね。
言います。
「アレクサ」と「オッケーグーグル」の呼びやすさの差でAmazon Echoの勝ちです。いやぁ僅差なので、最後は基本に立ち返って「呼びたくなるかどうか」に依存しました。
くだらない方いるかもしれませんが、これ結構大きな差だと思うんですよね。
ちなみに、Spotifyを使っているのでGoogle Home。という結論も考えましたが、個人差ありまくりなのでAmazonにしました。
あとは見た目で選んでください。
両方アップデートがすごい
とりあえずAmazonと結論付けましたが、両社ともに日進月歩でアップデートが行われるので、これからの展開に大いに期待ですね。
ディスプレイ付きモデルが出そろいましたら、再度議論してみたいと思います。
あ、今、向かいの席のスタッフが、「すげえなぁ、Googleアシスタント、分かりませんって言わないもん」って言ってました。結局、GoogleもAmazonもとってもすごいんですよね。
どっちにするか決められない人にはSONOSがおすすめ
毎年開催されている電子機器の見本市として知られるCES 2019にて、AmazonAlexa搭載のスマートスピーカーSONOS ONEとSONOS BeamでもGoogleアシスタントが利用できるようになると発表がありました!
前々から話には出ていましたが、とうとう実装されるようです。実際に使えるようになる目処はまだ決まっていませんが、CESにてβ版がお披露目されたようです。なお、このアップデートに関しては既に販売されているSONOSにも適用されます。
SONOSは独自のサービスで多くの音楽ストリーミングサービスが可能となるので音楽ファンから人気の高いスピーカーです。「どうしてもどちらか決められない!」「両方使ってみたいから良いかも」という方はSONOSを選んでみてはいかがでしょうか?