8月の夏休み真っただ中、smartioが出展した「FUKUOKAこども未来博」。
LEGOで作ったスマートハウス(完成まで約2か月かかった…)や各種スマートスピーカーを展示していたのですがこどもたちは興味津々で大盛況のうちに幕を閉じました。
(展示会直後のレポートはコチラをお読み下さい。)
こどもたちが親御さんと共に楽しむ様子を見て「スマートスピーカーの未来は明るい!」なんてことを感じていたのですが、こんな問題も頻発していました。
話すテンポが早すぎてスマートスピーカーが反応しない
スマートスピーカーに話しかける際、慣れた人ならウェイクワードの後にひと呼吸置いてスピーカーが反応したのを確認してから質問しますよね。
例えばAmazon Echoに話しかける際
というように。
しかし、初めて話しかける人には「スピーカー側の反応の確認が必要」だということが当然ですが分りません。 こどもだけじゃなく大人の方もこれに苦戦して何度もトライしている姿を見かけました。
その時思ったんです。
「みんな大体同じ話しかけ方で失敗してる。この感じどこかで見たことある…。」
テンポの早い話しかけ方はCMの影響(?)
そう!公式のCMです!
CMでは大体、話しかけるだけでスムーズにスマートに使えるという様子を見せたくてウェイクワードを言った後に反応を待つ部分をカットしているんですよね。
このCMのイメージがあるから「スピーカー側の反応があるまで待つ」という考えがないのかも…と思いました。使ったことがなければ当然そうなると思います。納得!
初めて触れる方はCMのような話し方でスムーズに動くと認識している分、「待たないといけない」というのは少しストレスに感じてしまったかもしれませんね。
反応待ち時間は特に問題ではない
CMの影響もあって最初は戸惑っている様子も見られましたが、そんなに長時間待つわけでもないので慣れてしまえば特に問題では無くなってきます。展示会でもすぐにみなさん順応していました。
結局重要なのは、待った先で「スマートスピーカーを使えば生活が便利になる」ということが実感できること。これが自分のこととして実感できればスマートスピーカーやAIアシスタント搭載商品の普及はどんどん進んでいくはずです。
家電の操作やスキルなど便利な機能は今でもありますが、多くの一般家庭に普及するにはまだまだその便利さが伝わりきっていません。事実、展示会で実際使ってみてやっと「欲しくなった。」という方もいらっしゃいました。
リアルな体験の場を
今回の展示会を通して、実際に使ってみたり使ってもらったりしてやっと気づいたりすることって多いんだなと再確認しました。
smartioでは今後、スマートスピーカーやVUIの可能性を信じてその便利さや面白さを伝えるべく、Web上だけでなくリアルな場での体験も提供していきたいと考えています!
開催が決まり次第告知をしますので、サイトや各種SNSを日々チェックしてくださいね。乞うご期待!