家電の操作や音楽の再生を音声操作できるスマートスピーカー。いくら便利と言えども、スピーカー本体だけでできることは限られてしまいます!今回は、スマートスピーカーでできることを増やすための「IFTTT」というサービスを紹介します。
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1.IFTTT(イフト)とは?なにができるの?
IFTTTとは、”If this, then that.(「◯◯◯」と言ったら「こう」する)”の略語で、何かの操作を行ったときにメール送信などを行ってもらうようにできる便利なサービスのこと!IFTTTで提供されている既存の連携サービスを使えば、プログラミング不要で、あるWebサービスと別のWebサービスを連携させた自分専用の新しいサービス(アプレット)を作ることができるんです。
例えば!
スマホの位置情報サービスとLINEを組み合わせれば、自宅の最寄り駅に着いたら自動で家族にLINEを送れますし、インスタグラムとGoogle Driveを組み合わせれば、インスタで特定のハッシュタグを付けた投稿をGoogle Driveにバックアップ保存することだってできるかもしれませんね。
そしてこのIFTTTとスマートスピーカーを連携させることで、以下のようなことができるんです。
- ・声だけでTwitterに投稿したりGmailを送る
- ・声だけでGmailを送信する
- ・子どもが帰宅後、「帰ったよ」と言ったらLINEで知らせてくれる
ね!なんだか便利そうじゃないですか?このIFTTT、難しそうですが設定も簡単なんです。
2.IFTTT(イフト)を使うときに必要なもの
ここからは、IFTTT(イフト)を利用するために必要なものを準備していきましょう。利用に必要なものは次の通りです。
- IFTTT(イフト)アカウント
- スマートスピーカーのアカウント
3.IFTTT(イフト)に登録してみよう
IFTTT(イフト)を利用するために、まずはアカウントの作成(Sign up)を行いましょう。
IFTTT(イフト)アカウントの作成
登録内容は非常に簡単で、メールアドレスとパスワードを入力するだけ。GmailやFacebookアカウントへの紐づけでログインすることも可能です。登録が完了したら、後はスマートスピーカーにさせたいことを設定していくだけです!
スマートスピーカーのアカウントを紐づける
IFTTT(イフト)に対応したサービスとスマートスピーカーを連携するため、先にスマートスピーカーのアカウントをIFTTTアカウントに紐づけておきましょう。
確認したところ、現在はAmazon AlexaやGoogleアシスタントを搭載したスマートスピーカーとの連携にしか対応していませんでした。頑張れ、LINE Clova!
サイトへのログイン後、画面上部に表示されている「Search(検索)」のページへ移動します。ここから、スマートスピーカーのサービスを探してアカウントをIFTTT側に紐づけていきます。
Amazon Echoのアカウントを連携する
検索ページで「Amazon」と検索すると「Amazon Alexa」というサービスが表示されます。このアイコンを押して次の画面に進んでいきましょう。
移動先でAmazon Alexaに対して「Connect(接続)」というボタンが出ているのでそれを押してしまいましょう。
Connectボタンを押すと、IFTTTアカウントへの紐づけを行うためのログイン画面が表示されます。Amazon Echoのアカウントでログイン後、IFTTTを信頼し「OK」を押せば連携は完了です。
Google Homeのアカウントを連携する
検索ページから「Google」と検索し、「Google Assistant」のサービスを選択しましょう。サービス選択後、Google Assistantのサービス画面に移動します。
サービス画面の上部に表示された「Connect(接続)」というボタンを押すと、Google Homeのアカウントの連携設定を行うための画面に移動します。
Googleアカウントの選択画面になるので、Google Homeと同じアカウントを選択してください。Googleアカウントでのログイン後、アカウントの連携を「許可」することでIFTTTアカウントへの紐づけが完了します。
4.あとがき
今回はここまで!これでスマートスピーカーからIFTTT対応のサービスを操作する準備が整いました。あとはスマートスピーカーからどのような操作を行うか設定できる「アプレット」を作成していくだけなんです。
スマートスピーカーで操作したいサービスがIFTTTに対応していれば、スマートスピーカーのためのアプレットの作成はから外部サービスを操作することができます。アプレットの作成については、以下の各記事の手順を参考にやってみてください!