どうも、Smartio開発部研究員のシバトウです。
Smartio開発部が開発したAlexaスキル「アリさん解体新書」公開中です!!皆さん、ぜひ使ってみてください。アリさん解体新書の使い方については、以下の記事を読んでみてくださいね!
今回は次のスキルを開発する前に、応答対話以外にどのような改良ができるか考えていきます!
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次のスキル作成に向けた目標!
次のスキル開発は、何かを「+1」した新しいスキルを出したい!アリさん解体新書のような対話応答のスキルをどんどん改良して、より良いスキルの開発を進めたいと考えています。
この「+1」を繰り返すことで、きっと最強なスキルができあがるはずです。まず今回はスキル内で利用するデータの扱いを簡単にするため、「外部データベースとの連携」の準備をしていくことにします。
1.外部データベースとの連携とは?
さて、ここでAlexaスキルの処理を分類してみると「ユーザーの音声(質問)を受け取る」、「音声を文字起こし(テキスト化)する」、「条件に一致するデータ(応答)を用意する」という3つに分けることができます。
ここでいう外部データベースは、スキル外に用意したデータベースのことを指します。
通常Alexaスキルでは、質問のパターンが増えるごとに分岐が増えていきます。当然その分岐に応じて応答データを用意する必要が出てくるので、管理が面倒になるんですよね…。
この状況は言ってしまえば、床の上に服がどんどん敷き詰められていく状態。目当ての服がどこにあるか、一目で分からなくなってしまうんです。
応答に使うデータを簡単に扱うことができる!
このような状況を改善する方法の1つが、スキル外にあるデータベースとの連携!先ほどの例えで言えば、床に散らかった服をタンスの中に片づけていくイメージですね。きれいに分類して服をしまっておけば、簡単に目的の服を探せるようになるというもの!
これは応答データでも、同じことが言えますね。データベースの中に応答データを入れておけば、必要な時に簡単に呼び出すことができるというわけです。
既存サービスのスキル化も可能!
また、既に外部のデータベースで運用しているデータをAlexaスキルのために利用することもできます!これは、すき家やスシローの注文スキルの例が分かりやすいですね。
かの有名なスキルたちは、既存のメニューや予約・お持ち帰りのシステムをAlexaスキルから使えるようにしています。外部で展開しているサービスを上手い具合にAlexaスキルに落とし込んでいるんですね。
2.外部サービスとの連携に利点あり!
今回は次のスキル開発の準備段階として、Alexaスキルとデータベースを連携させる利点について持論を紹介しました。スキル自体の改良につながるだけではなく、外部のサービスを持ち込んだ新しいスキルの作成だって可能なわけです。
次回は、実際に外部データベースと連携していく方法について分かりやすく紹介していきますね!それでは皆さん、次回更新をお楽しみに!