LINE Clova デバイスがうまく反応しないシチュエーションはいくつか報告があがっています。音楽を流している時や、騒音がある時、複数人で話しかけた時や、Clovaの反応音が鳴る前に話しかけたりすると上手く理解してくれない事があります。これは本機の仕様であり、故障ではありません。
LINE Clovaの公式サイトでも上記の現象を今後改善していくと記載がありました。実際に使用していると、音楽をすぐに止めたいのになかなか反応してくれなかったり、何度もClovaに同じ命令を言うのも面倒くさくなりますよね。
では実際どんな時に、LINE Clovaに話しかけて反応が悪くなるのでしょうか。下記にまとめてみました。
音楽を流している時にClovaの反応が悪くなる
LINE Clova waveやFriendsから音楽を流している時、音量を下げたいなとか、音楽をストップしたいなと思った時に「Clova」と普段どおり話しかけているのに反応してくれないことが多く見られます。
Clova自身が自分で音を発信して居る時は、音声を正しく認識できない場合があります。実際に何度も検証してみましたが、Clovaから流れている音量よりも声が通るよおに大きな声で話しかけなければ反応してくれませんでした。
そんな時は、少しアナログですがClovaに搭載されている「ショートカットキー」を活用しましょう。
LINE Clova waveの場合、Clovaアプリから右上のデバイスボタンを押して、左下の方にあるショートカットキーを選択します。そこには、1.2.3にショートカットキーを割り振られており、1のボタンがClovaのスタンバイボタンです。
LINE Clova Friendsの場合、ブラウンの場合鼻と口サリーの場合はくちばしを押すとClovaがスタンバイ状態になるので、ボタンを押してから音楽を止めるなり、音量を調節したりしましょう。
呼びかけてから指令するまでの間に気をつける
もう一つ、LINE Clovaが指令した事に対して反応が悪い場合に気をつけたいポイントがあります。それは、話しかけるタイミングです。
「Clova」と話しかけてから、waveもFriendsも本体の下のランプが起動音(トゥン)とともに緑色に変わります。この起動音が鳴ってから話しかけるときちんと会話を聞き取ってくれますが、この起動音が鳴っている最中にすぐに話しかけてしまうと、話しかけた言葉を最初から理解することが出来ません。
「Clova」と話しかけてから1秒程度話しかける間を明けてから、やりたい事をClovaにお願いしてみましょう。スタンバイモードは本体の起動音と緑色のランプを確認出来るので難しいことはありません。
今後のアップデートに期待しよう!
冒頭でも説明したように、LINE公式サイトでもClovaの反応に対して下記のように掲載されています。
Clova デバイスがうまく反応しない場合は、以下をご確認ください。
- ● Clova デバイスのマイクボタンを押し、ヒアリングがOFFになっていないかご確認ください。
- ● 「Clova(クローバ)」と呼びかけた直後に質問や指示をすると、音声を正しく認識できない場合があります。呼びかけてから起動音が鳴ったあとに話しかけてください。
- ● 騒音が大きな環境では音声を正しく認識できない場合があります。できるだけ騒音の少ない静かな場所で利用してください。
- ● 複数の人が同時に話しかけたり、音声の認識中に他の人の声が聞こえたりすると、音声が正しく認識されない場合があります。
※技術上、サポートしていないまたは改善中のコマンドもあります。利用者の発話の意味をより理解し、意図に合った処理をできるよう改善してまいります。
Clovaの使用方法を見直し、今後のClovaアップデートでこの反応に対する速度が改善されるよう期待しましょう!