今回は、Amazon Echo(アマゾンエコー)からLINEを送信する方法を紹介します!つまりは、スマホに触る事なくLINEを送るという事です。
LINE社が出している『LINE Clova』であれば簡単にLINEの送信ができるのですが、Amazon Echo(アマゾンエコー)は少し複雑になっちゃいます。今回はIFTTT(イフト)を使ってLINEを送ります!
まず実際に試した動画を見て、導入方法をごらんください。
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1.IFTTT(イフト)とは?
今回利用するのは、IFTTT(イフト)というサービスです。”If this, then that.(「◯◯◯」と言ったら「こう」する)”の略語で、何かの操作を行ったときにメール送信などを行ってもらうようにできる便利なサービスのこと。
アカウントが必要となるので、下記の記事を参考にしてみてください。
今回行う設定としては、『◯◯と言った時に、LINEを送信する』という設定をIFTTTで作ります。ではさっそく見ていきましょう。
2.IFTTT(イフト)でメールを送る設定をする
IFTTTにログインをしたら、ページ下部にあるメニューから『My Applets』を選択して、上部にある+アイコンをタップしてください。
先に、If,This(◯◯をした時に)という設定をするので、thisをタップして次に進みましょう。
こちらにはIFTTTで利用できるたくさんのアプリケーションやサービスが表示されています。今回はAmazon Echo(アマゾンエコー)に話しかけるので、『Amazon Alexa』を選びましょう!
もし一覧から見つけられなかったら、上にある検索窓から『amazon』と検索したらすぐ出てきます!
『Say a specific phrase』を選択してください。これは『特定のフレーズを言う』という設定です。つまり、LINEを送信する時のフレーズを設定します。
今回はLINEを送るので、『ライン』というフレーズにしてみました。
では次に、Then,that(ラインを送る)という設定をしていきます。thatを選択した後に、アプリケーションの中から今度は『LINE』を選択。
こちらも検索窓から検索した方が早いです!
『Send message』を選択します。LINE側の設定ではメッセージを送るしかありません。LINEのアカウントと連携をする必要があるので、『Connect』を選択して次に進みましょう!
LINEに登録しているメールアドレスとパスワードを入力してログインをしましょう!もしLINEにメールアドレスを設定していない場合は、LINEアプリから『設定→アカウント』と進みメールアドレスを先に設定しておく必要があります。
『同意して連携する』をタップして設定を進めてください。
最後に送るメッセージを決めます。そうです。送るメッセージは先に決めておく必要があるのです。つまり日常会話で利用するというよりは、子供が帰った時にアマゾンエコーに話しかけてもらって帰った事を通知してもらうとかの使い方が良いかと思います!
『Recipient』ではメッセージを送るところを決めます。自分自身に送るLINE NotifyからLINE側で設定しているグループも選択可能です!
またその下のMessageでは送る内容を決めます。今回はテストで『アマゾンエコーから送信成功』としました!
最後に『If You say”Alexa,trigger ライン”,then send message』と表示されますが、『アレクサ、トリガー、ラインと言った時にメッセージを送る』という設定ができたという事ですね!問題なければ、ページ下部の『Finish』をタップして完了!
これでIFTTTで設定が完了したので、実際に動作するのかやってみましょう。
3.Amazon EchoからLINEが送れるかテストしてみた
冒頭にも見てもらいましたが、このように『アレクサ、ラインをトリガー』と話しかけてちゃんとLINEが送られてきましたね。
自分で送るメッセージを音声で決める事ができない点ではあまり連絡をとる用では実用的ではないです…ただ、こどもが帰ってきた時に『アレクサ、トリガー、ただいま!』と言ってもらうようにしておけば、自分のLINEに通知が送る事もできますね!
動画内でも言っていましたが、『トリガー』というフレーズをIFTTTで設定した場合には言う必要があります。話しかけ方の例としては、
IFTTTを動作させる際の話しかけ方例
- アレクサ、ライン(IFTTTで設定したフレーズ)をトリガー
- アレクサ、トリガー、ライン(IFTTTで設定したフレーズ)
このように話しかける事で動作してくれます。『トリガー』は最初でも、最後でもどちらでも大丈夫です!設定によってはいろんな使い方ができるのでぜひ試してみてください。