コーディングなし、ドラッグアンドドロップで簡単にスキルが製作できるプラットフォームサービス「Voiceflow」が、約4億円の資金調達に成功しました。
Voiceflowは、この画像のようにブロックを生成し、会話の流れを可視化しながらスキルを作れるというもの。たとえば、基本のブロックのタイプは「speak」(話す)と「choice」(選ぶ)という2つだけ。画面上でブロックをドラッグ&ドロップでつなぎ合わせれば、アプリの流れが出来上がるというUIです。
また、企業ユーザー向けに、Voiceflowの中にAPIブロックも用意されているため、その企業の独自のAPIを組み込んだ音声アプリの開発も可能です。高度なユーザー向けに、開発画面に切り替えれば論理演算や変数を使うこともできる仕組みもあり、幅広いユーザーに対応しています。
類似のノンコーディングサービスの筆頭、「Inovocable」がサービス終了のアナウンスをしたことで、Voiceflowへのユーザーの流入はより増加傾向に。
Voiceflowは、今回の投資を使って技術者を増やし、開発を続ける予定です。より人間的で質のいい音声スキルをユーザーに開発してもらうことを目的としています。
まだまだスキルが浸透していない中で、こうした力強い動きは頼りになりますね。Invocableが最後のメッセージで、「人々はまだ音楽やリマインダーやアラームなど、単純なコマンドしか使っていない。発売当初から何も変わっていない」と言っていたように、まだまだスマートスピーカーの持つエンタメ性や面白さが伝わり切れていない感じは確かに受けますよね。
私達smartioも、もっとスマートスピーカーのおもしろさを伝えるべく、発信を続けていきます。
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