自動車メーカーがAmazonの音声AI「Alexa」を導入するためのソフトウェア開発キット(SDK)「Alexa Auto Software Development Kit」を一般公開しました。
Alexa Auto SDKは、車のシステムにAlexaを搭載できるようサポートするためのSDK。つまり、Alexa搭載車が現実味を帯びてきたことになります。
Alexa Auto SDKは、Alexaの主要な機能である音声認識をはじめ、メディアストリーミング、スマートホームデバイスの制御、音声・ビデオ通話、メッセージ、天気情報、そして世界では4万以上、日本では1,000以上のカスタムスキル（2018年7月時点）を利用するのに必要な機能を含んでいます。
それに加え、このSDKはウェイクワードのエンジンや車内のメディアプレイヤーや電話、ナビシステムと接続する機能も備えています。
上で挙げた項目には現時点では日本で提供されない機能も多いので、いち早く対応されることを祈ります。
音声アシスタントを車に載せようという試みはあちこちで始動しています。BMWも車載インフォテインメントにAlexaを搭載することを発表していますし、LineのClova Autoもトヨタ車に搭載が発表されていますね。
車の中で使う音声アシスタントってめっちゃ便利そうですもんね！おそらく開発時間を考えても、2019年後半以降にAlexa搭載自動車が増えると期待しています。楽しみ！
- LINK(外部)
smartio編集部では、2017年11月よりスマートスピーカーを始めとするIoTに関するニュースや、ガジェットのレビュー、設定方法など幅広く情報を発信しています。