ボイスロボで挑んだYOKAロボバトル!夢の音声操作ロボットの集大成レポート

2018.12.25

通常リモコンで動かす二足歩行ロボットを、Amazon echo(アマゾンエコー)を使って音声で指示して動かす事を、ちょっとだけかっこよく聞こえるように「ボイスロボ」と言っています!このボイスロボは、ラズベリーパイとリレーボードで回路を作り、アレクサのスマートホームスキルを作成して音声に対応させました!

約2か月半に及ぶ制作プロジェクトのゴールとして位置付けた「YOKAロボまつり・バトル大会」が23日に開催されたので、早速レポートしたいと思います。

目立つようにと、せっせと作った吹き出しと据え置き型のポップ。

ボイスロボ

被った帽子に張り付けるというなんともアナログな吹き出しポップ、たしかに目立ちます。

ボイスロボ

試合会場の福岡市科学館のオープンラボ。お子様連れなど、多くのお客さんが入り、緊張もピークに。

では試合の様子をご覧ください

3分間のエキシビジョンマッチのはずが・・・8分!?

そうです。序盤、Alexaとロボットを繋ぐWiFiが謎に切れるというアクシデントに見舞われたのです。

映像じゃ分かりませんが、パニクッった永島のアゴからは、滴り落ちるほどの大量の汗が。(※12月です)

審判と司会者のファインプレーと見事な繋ぎにより、なんとか持ち直す永島。そしてようやく、バトル再会(3:15くらい~)。

いろんな動作をAlexaの定型アクションに登録することで、「ファイト!」や「がんばれ!」等でロボットが動く仕様です。

最終的に(シナリオ通り)負けるわけですが、ロボットの一挙手一投足に歓声と笑い声が湧き、とっても楽しい時間になりました。

永島のコメント

今回のYOKAロボ大会でのエキシビジョンマッチは、思った以上にうまくできなくて悔しい~という思いが正直な気持ちです。

当日は、Wifiの調子が悪いのと、会場のスピーカーの音をAlexaが拾ってしまい、なかなか僕の声を聞き取ってくれないなど、想定外の問題がいろいろと発生し、加えて緊張とパニックでもうあたふたしてしまいましたが、どうにかこうにかやり遂げました!

あとはまさか、コントローラの電池が切れるとは・・・。

会場で問題が起きた時は、いつも優しく迎え入れてくれるロボット仲間たちと実況者(水井先生)の声援、そして審判(大林さん)の踊りで、会場を盛り上げて頂き本当に感謝です。周りのロボット仲間たちに、本当に救われました!

最後に対戦相手の下村君から「一緒にやれて楽しかったです」と言ってくれた時は、やって良かったと心から思いました。時間を作ってNIWAKAラボに来て、一緒に練習してくれる最高のロボット仲間です。本当にありがとう!

今回、Alexaを使ってロボットを音声操作するのはとても楽しいですが、イベントや会場での使用はまだまだ難しい部分があるなぁ~っと感じました。

ライブ配信をご覧になっていた方はわかると思いますが、体中のいろいろな部分から大量の汗が溢れ出てきているのは感じました。。。

動いていもいないのに、あんなに汗が出るとは。。。どんだけ代謝が良いんだよ!って、試合後、頭の中でループしてました。

後、これだけは言わせてください!決して、Alexaの性能が劣っているわけではありません。

今後様々な分野で発展が進んでいくと思うので、音声操作がリアルタイムで出来るようになったらまた音声でバトルしたいですね。

今回のイベントで、少なからずスマートスピーカーでこんなこともできるんだよってことを発表できたので、良しとしときます!

そして、smartioのメンバーにも、僕のわがままに付き合ってくれて本当にありがとうございました!

おもしろかった!!

この二足歩行ロボット自体の実用化というよりも、身体が不自由な方や工場で働いている方などが、その場面で活躍するロボット達を音声で操作出来るようになったら‥いいななんて(もっと改良が必要とは思いますが)想像しながら、プロジェクトを進めてきました!

今回のプロジェクトで、声で操作するなんてすごい!と一人でも多くの人に思っていただけたら幸いですし、あわよくば「smartio」ってなんかおもしろそう」と思っていただけたら御の字です。

会場でもライブ配信でも、ご視聴いただいたみなさん、ありがとうございました!

このプロジェクトの詳細、過去の記事などはボイスロボプロジェクトの特設ページをご覧ください。