Amazonはついに、車の中でAlexaを使えるようになるデバイス、Amazon Echo Autoを発表しました。
Echo Autoは、自動車のダッシュボードの上に置くことのできる小さなデバイスで、Bluetoothでスマートフォンに接続することができます。
実に8本ものマイクを装備し、音楽や道路の騒音があってもユーザーの音声を聞くことができるようです。また、位置を認識し、「Alexa Routines」を起動することができます。これにより例えば、車庫に車を入れたときに、自宅のスマート照明を点灯したり、スマートロックを解錠したりすることができます。
もちろん、他のAlexa対応機器のように音楽を再生したり、天気予報やニュースを聞くことができるほか、周辺のスポットの検索を行うことなどが可能です。
さらにさらに、スマートフォンとBluetooth接続してGoogleマップ・Apple Mapsなどのサービスから道順をナビしてくれる機能も。両手がふさがるシチュエーションの上位に挙げられる「運転中」という領域をついにカバーしたAmazon。日本では発売未定ですが、海外のAmazon.comでは招待購入が始まっており、特別価格が24.99ドル(約2800円)、通常販売価格が49.99ドル(約5600円)となっています。
Amazonは、Alexa Auto Software Development Kit (SDK)を公開しており、すでに日本のトヨタをはじめとした世界の自動車メーカーが対応機器を開発していました。
車内に音声アシスタントを置きたいという要望も前からありましたし、smartioがAmazon echo dotを載せてドライブしている動画は再生回数も多く、その注目度を表しています。
その需要を汲み取り、今回のビッグニュースを出したAmazonさま、さすがです。来年の春には日本発売されてほしいものですね~