赤ちゃんにミルクをあげたり、おむつを交換すること。これは育児をするなら誰もが経験しますよね。しかし、これらをいつ行うか常に意識するのは、思っている以上に神経を使ってしまうもの。
今回はそんな子育ての負担を軽減するためのIoTガジェットが、KICKSTARTER(キックスターター)にエントリーされていたので紹介します。
スマート哺乳びん(Smart-Bottle)
Smart-Bottleは、ヒートパッドや加速度センサーが内蔵されたスマート哺乳びんです。ヒートパッドはミルクを最大50℃まで温めることができ、スマートフォンアプリでリアルタイムにミルクの温度を確認可能です。ミルクを人肌くらいの温かさにするために「このくらいかな?」というあいまいな感じではなく、温度を具体的に確認しながら適温まで調整することができます。
さらにミルクを飲ませるたびに傾きが記録されていき、赤ちゃんが適したペースで飲めるような哺乳びんの角度をアドバイスしてくれます。
スマートおむつセンサー(Smart-Peepee)
もう1つのSmart-Peepeeは、おむつの湿度・温度や排便をリアルタイムで確認できるおむつセンサーのこと。使い捨ておむつの外側にセンサーを貼り付けて使います。
センサーで排便や排尿を検知したり、おむつを使用した回数が記録されます。記録されたデータからは、便の量を月毎に管理・比較・分析することが可能です。
便の量など記録を確認することで、赤ちゃんのトイレの時間や健康状態についてデータから見えてくるものもあると思います。
まとめ
昔は記録も手書きで、続けるのも面倒。そして、トイレの時間や健康状態も見た目や感覚のようなもので把握していたこともあります。手間のかかる記録を自動化して、後で見直すことが容易なIoTガジェットが育児の手助けになる時代は近そうです。