Amazonが雇用する、Amazon AlexaおよびEcho端末関連事業の従業員が1万人を超えました。Alexaに関する雇用が昨年と比べ、加速していることが報じられている。
Alexa事業の雇用ペースが加速
2016年5月から2017年9月までは1日当たり7.4人の雇用増だったが、それに対し2017年9月から2018年11月の期間には1日当たり14.2人とほぼ倍増になったことが分かる。雇用ペースが上がったため1,000人から5,000人に増えるのには550日かかったところ、5,000人から10,000人までは350日と短い期間で達成している。
求人件数の参考
現在Amazon全体で21,000件もの求人募集があるが、Alexa関連事業はその約10.5%にあたる2,216件が募集されています。ちなみにそのうち日本向けの求人はわずか20件にとどまり、全体の80.3%が米国向けの募集となっている。
他社のデータとして、Googleは求人件数を明らかにしていないものの推測で100件以下。AppleのSiri関連の求人は195件、MicrosoftのCortana関連の求人は123件とAmazonより少ない。
Amazonがアメリカ国外で400人以上の雇用を可能とするところは、国外でAlexaに関連した国際的な人材を育成しているといえる。それだけでなく、アメリカ国内での雇用についても他社よりも多く雇用者を獲得しているところは大きな強みだろう。