以前、コーディング要らずでAlexaスキルの開発ができるプラットフォームを開発したアイリッジが、新しいサービスを発表しました。その名も「NOID IoTクラウド」と「NOID IoTスマートホーム パッケージ」。IoT家電をつくるのに必要な、IoTやVUIに関するAPI、UI/UX、対話フローなどを標準パッケージにした開発プラットフォームです。
リリースは2020年春予定。まずはLINE Clovaからの対応で、AlexaやGoogleも順次対応する構想だそうです。
「NOID IoTクラウド」「NOID IoTスマートホーム パッケージ」とは?
アイリッジが新たに発表したサービスは以下の2種類。
- 家電メーカー向けIoT家電開発用VUIプラットフォーム「NOID IoTクラウド」
- 消費者向けIoT住宅導入支援サービス「NOID IoTスマートホームパッケージ」
これらは簡単に言うと、音声アシスタントと連携したIoT製品の製造やIoT住宅の導入工程をぎゅっと縮められるというサービス。
IoTプロダクトメーカーと二人三脚で音声アシスタントの普及を目指すアイリッジの信念が具現化した素晴らしいサービスです。
「NOID IoTクラウド」の対応プラットフォームは、LINEが2020年1月30日(木)より提供開始した新機能「Clova Bot」です。LINEアプリのトークルームから家電を操作できるClova Bot。IoTをもっと身近に感じてほしいというアイリッジとLINEの共通の思いが一致した結果の提携ですね!
このサービスリリースに伴いアイリッジは、2020年1月30日(木)より、「NOID IoTクラウド」商用化のローンチパートナーとなる、家電メーカーおよび住宅設備メーカーの募集を開始しています。
LINE Clova IoT体験モデルルーム
これらのサービスの発表を含め、スマートホームを体験できるモデルルーム「LINE clova IoT体験モデルルーム」を「スマートハウジング豊洲まちなみ公園」で2月1日から2月9日まで一般公開しています。
一般消費者や家電メーカーに、スマートホームを体験してその活用法を知ってもらうのが目的です。
- LINE clova IoT体験モデルルーム
- 開催期間 :2020年2月1日(土)~2月9日(日)10:30~16:30
- 会場 :スマートハウジング豊洲まちなみ公園 センタースクウェア
- 住所 :〒135-0061 東京都江東区豊洲6-1-9
- 詳細 :照明、テレビ、空気清浄機、給湯器、スマートロックなどを「Clova」を通じて操作することが可能
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