防水機能のあるスマートスピーカーはあります。現在防水機能がついているのは、Googleアシスタントを搭載した「JBL LINKシリーズ」です(一応SONY LF-S50Gも一部防水)。
防水機能がついているスマートスピーカー「JBL LINKシリーズ」の防水機能はどのようなものなのでしょうか。性能を見てみましょう。
JBL LINKシリーズの防水機能とは?
JBL LINKの防水性能は「IPX7」と表記されています。日本国内の防水企画ではこのように「IPX●」と表記される事が多いのですが、これは何を表しているのでしょうか。
- 「IPX」の「IP」とは‥‥防水・防塵の保護規格を表す、IPに続く二桁の数字がある場合は「左側:防塵等級」「右側:防水等級」という意味
- 「IPX」の「X」とは‥‥防塵のテストをしていないという意味を表す
つまりJBL LINKの「IPX7」とは、防塵テストはしていないけど防水等級が7ということになりますね。ではこのIPX7がどの程度の防水性能があるのかを表にしてみました!
IPX7とはどの程度の防水性能があるのか。
保護の程度 | IEC規格 | JIS・IEC混成表記 |
---|---|---|
継続的に水没しても内部に浸水しない | IPX8 | JIS IPX8 |
一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない | IPX7 | JIS IPX7 |
あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない | IPX6 | JIS IPX6 |
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない | IPX5 | JIS IPX5 |
あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない | IPX4 | JIS IPX4 |
鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない | IPX3 | JIS IPX3 |
鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない | IPX2 | JIS IPX2 |
鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない | IPX1 | JIS IPX1 |
特に保護されていない | IPX0 | - |
JBL LINKのIPX7とは、水深1mで一時的(30分)に水没しても内部まで浸水せずに壊れない程度の防水性能となっています。つまりは、お風呂やキッチン、プールサイドや海に行った時など水に浸けた状態で長時間使用しない限りは問題無いということです!
実際にJBLをびちゃびちゃに濡らしてみました
実際にJBLを再生しながら水をかけてみましたが、特に問題は無く使えましたね。水辺で使っていてつい水の中に落としてしまったというハプニングがあった場合でも大丈夫でしょう!
恐るべきJBLの防水性能!
SONY LF-S50Gにも防水機能があります
一応ですが、JBLと同様にGoogleアシスタントを搭載したSONY LF-S50Gというスマートスピーカーにも防水機能が付いています。ただ「IPX3」と防水性能は低く、限定的に限られているため水場にはあまり向いていません。
SONY LF-S50Gの防水性能に関して下の記事で紹介しているので良かったら見て行ってください。