smartio運営エンジニアのナガシマとシバトウがスマートスピーカーについてお役立ち情報から笑える系まで何でもお送りするsmartioムービー。今回は、新しいスマートスピーカーが手に入ったので前回と同じように音質を検証していきます。
前回の音質比較について詳細は下記の記事よりご覧ください。
前回と同じく、体感での印象と実際に出ている周波数を波形で確認していきます。スマートスピーカーは音楽アプリと連携しているため使っていく上で音質はどうしても気になりますよね。ってことで調べてみました。
今回比べるのは以下の3種類。音響機器メーカーから発売しているスマートスピーカーもありますが、今回はまだ日本ではまだ発売されていないAppleの『HomePod』も一緒に比較しちゃいます!
今回使用するスマートスピーカー
- SONY LF-S50G
- JBL LINK10
- Apple HomePod
この3台の音質を比べていきます。
3台とも前回と全く同じ、ジャスティンビーバーの『WHAT DO YOU MEAN』を流します。音響機器メーカーとAppleの戦いは一体どうなるのでしょうか。
1.SONY-LF50G
まずは電化製品やウォークマンでも有名なSONY(ソニー)から販売されている『LF-S50G』から聴いていきます。
動画で聞いてみる限り、中~低音域がよく出ているように聞こえます。
LF-S50Gはスピーカーユニットを上向きと下向きに分かれた「対向配置2ウェイスピーカーシステム」を採用していて、360°部屋の隅々まで立体的に音を出してくれるので音楽好きな人には快適ですね!
全く関係はありませんが、ジャスティンビーバーの『WHAT DO YOU MEAN』がかかった瞬間にノリノリなシバトウ。これはスイッチが入ってますね。
2.JBL LINK10
先ほどSONYの『LF-S50G』を聴いたので、次はJBLの『LINK10』で聴いていきます。ちなみに10(テン)です。
JBLは音響機器製造メーカーなので、かなり音質は良さそうですが一体どうなのでしょうか。
先ほどのSONYと比べると、高音が出ているように感じます。
LINK10でジャスティンビーバーの曲を聴く2人は相変わらずノリノリです。ここまで楽しそうにしているとちゃんと聴いているのか心配になってきました。
3.Appe HomePod
最後にAppleから発売されている『HomePod』で音質を聴いていきます。
日本ではまだ販売されていないので、海外から映像と音声データを送ってもらいました。実物はまだ見た事ありませんが今まで音質比較をしてきたスマートスピーカーの中でも一回り大きいように感じます。
さて、3台の音質を比較していきましたが2人の体感ではどうだったのでしょうか。予想を見ていきましょう。
ナガシマ・シバトウの予想
2人が高音質だと感じたのはSONY(ソニー)の『LF-S50G』でした。何故選んだのか2人に理由を訊いてみたところ・・・
シバトウ:低音がよく出ていたからSONY(ソニー)を選びましたね。
ナガシマ:SONYの方が低音が出てて好き。JBLは高音が出ていて、高音が好きな人はいいかも。
Apple HomePodについては、実物から音を聴いてないから分かりにくかったようです。では、1つずつ音声データから波形で見ていきましょう。
音声データから波形で検証
2人が「低音が出ていた」というSONY LF-S50Gは低音~中音域がしっかりと出ていて、立体的な音を出してくれます。しかし、波形で見てみると高音がちょっと弱く感じますね。
LINK10は低音も出ているうえに、高音もしっかりと出ています。中音域が少々弱いためナガシマとシバトウにとってはSONYの方が良く聴こえたのかもしれません。
HomePodは今までのどのスピーカーよりも1番低音が出ています。
他のスピーカーよりも高音は弱い印象ですが、低音が効いているのでボーカルも聞きやすそうですね。長時間のリスニングにぴったりなのではないでしょうか。
動画の最後の方には数珠つなぎで全スピーカーの音を比較できます。こちらの音声データについては30㎝の距離からコンデンサーマイクで録音しています。距離が近かったのでスピーカーの搭載されている位置にも影響を受けていますが、「聴いてみると意外と違う…」というレベルで音質に差があります。
今回のスピーカーについては、どれも低音~中音が出ていたので音で選ぶとしたら個人の好みになってきますが『JBL LINK10』はバッテリー内臓型で稼働時間も約5時間と長いため外で使いたい人にオススメです。
また、AppleのHomePodはまだ日本で未発売なので販売まで心待ちにしておきましょう!