生活に役立つIoTガジェットが国内でも数多く販売されていますが、恩恵を受けるのは人間だけではありません。
今回はsmartio編集部が、普段お家に一緒に住む犬や猫のようなペットに役立てられるIoTガジェットをまとめて紹介していきます。
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1.スマホで餌やりを遠隔操作できる カリカリマシーンSP
カリカリマシーンSPは、スマートフォンを使って遠隔操作できるペット給餌器で、餌を食べているペットを確認できるみまもりカメラを内蔵したガジェットです。
概要
・スマートフォンアプリから給餌を遠隔操作
・食事の様子を確認できるみまもりカメラを内蔵
・食事中のペットに声をかけることもできる
1日4食、食事ごとに10g単位で調整して設定できるので、量の調整によるペットのダイエットに効果的です。また早朝にペットから餌をねだられ起こされてしまうことがありますが、タイマー設定を使えば決まった時間に自動で餌を与えられます。
また、ボイス録音機能を使えば「ごはんだよ」とペットに伝えることも可能。いつも聞いているはずの飼い主さん自身の声を聞くことで、ペットも安心してご飯を食べられますね。
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2.愛猫の健康をトイレでチェックできる ペットケアモニター
ペットケアモニターは、自分の愛猫の健康状態をトイレから知ることができるIoTガジェットです。
概要
・体重測定による健康チェック
・尿量や尿回数、滞在時間による健康チェック
・個体識別バッジ(オプション品)による3匹までの多頭飼いに対応
今あるトイレを取り換えることで、猫の健康状態把握にはかかせない尿量・尿回数、そして体重増減を計測することができます。
利用するためには別途有料サービスである「COCORO PET」(300円+税/月)へ加入すれば、スマートフォンの専用アプリから記録された計測データや変化傾向の解析結果を確認することができます。
「最近太ってきたけど、いつから太ったんだろう?」と変化に気づき記録を振り返る習慣を身につけて、愛猫の健康状態管理に取り組みましょう。
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3.愛犬の心を色で読み取る イヌパシー
イヌパシーは愛犬の心を読み解き、リラックス・ドキドキ・ハッピー・興味・ストレスという5つの心情を色で表現してくれるIoTガジェットです。
概要
・愛犬の”こころ”を見える化
・健康にかかわるデータを蓄積可能
・計測データを確認できるスマートフォンアプリ
ハーネス型になっていて着せる形で、ベルト部分に内蔵された心拍センサーによって日々の健康状態を計測できます。胸囲が27cm~110cmまでであれば装着可能で、全体の重さは100gと負担が少なくなるように作られています。
スマートフォンのINUPATHYアプリと連携させると計測した心情や心拍数データを蓄積することができるので、それらのデータをメンタルチェックや健康状態管に役立てられます。
自分の愛犬がどんなときに幸せであるかを確認できることで、飼い主である自分自身もハッピーになることができそうですね。
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4.健康をチェックできる猫用トイレ toletta(トレッタ)
toletta(トレッタ)は尿量や排尿回数・体重等のデータから、猫の体調変化を見逃さないようにするためのトイレ型IoTガジェットです。
概要
・体重測定による健康チェック
・尿量や尿回数、滞在時間による健康チェック
・ねこ顔認識による多頭飼いに対応
今あるトイレを交換して利用することができます。あらかじめ飼い主が決めた排尿回数などのしきい値に応じ、健康状態に変化があればお知らせしてくれます。
本体1台ごとに有料サービス(500円+税/月)に加入する必要がありますが、1契約で飼い猫を何匹でも制限なく追加可能。
トイレに行くだけでデータを計測し健康状態変化を確認。さらに首輪型のタグを使わない方法での多頭飼い対応など、飼い猫への負担が無いように配慮されています。
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5.ペットを見守る移動式お留守番カメラ ilbo(イルボ)
ilbo(イルボ)は、外出先からペットの様子を見守ることができる移動式お留守番カメラです。
概要
・ペットの様子をカメラで確認
・内臓マイク、スピーカーを使った双方向音声通話
・アプリによる遠隔操作で移動可能
固定されておらず移動式のカメラなので、より近くでペットの様子を確認することができます。専用のスマートフォンアプリから操作可能です。
本体にはスピーカーとマイクが内蔵。イルボを通してこちらの声をつたえることができるし、反対にペットの声を聞くことだってできるんです。
またペットだけではなく、電気の消し忘れやご高齢の方の様子を見守るための用途にも活用できます。
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6.発信機で迷いネコを探せる ねこもに
ねこもには、iPhoneアプリと連携することで発信機を身につけている猫を探すことができるガジェットです。
概要
・猫に負担をかけない軽量の発信機
・猫との関係を見える化する「ふれあいメーター」
・ペット探偵によるねこ捜索サービス保険付き
「もしお家から飼い猫がいなくなってしまったら。」という不安を解消するために生まれたのが、このガジェット。迷い猫さがしをサポートしてくれます。
専用のアプリで発信機から出るBluetoothの電波を拾って、地図上に猫がいそうなエリアを表示する仕組み。Bluetoothの電波を拾って探すので、夜暗くても探すことができます。
発信機はわずか10gと軽く、猫への負担を最小限にとどめる工夫がされているところもベスト。発信機の内蔵電池を交換できないのが残念ですが、1年間動作する長寿命のものが使われています。
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7.運動不足を解消するロボットおもちゃ easyPlay(イージープレイ)
easyPlay(イージープレイ)は、ペットが一人でお家にいるときに運動不足を解消することができる球体型のロボットです。
概要
・ペットの健康向上や肥満解消につながる
・アプリによる遠隔操作や運動記録の確認
・おやつを入れるためのディスペンサー内蔵
ペットも人間と同じで、運動不足が健康を損なうことにつながってしまいます。外で遊んであげたりすれば運動になるのですが、ペット一人では自発的に運動してくれないですよね。
そんな時にイージープレイを使えば、ボール遊びをする感覚で運動させることができます。動きは自動と手動操作を切り替えることができ、時間が無い時にはイージープレイに任せて運動不足を解消することもできます。
間違って飲み込まないよう、素材の強度や大きさまで配慮されているところも良いですね。
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8.留守番を見守るドッグカメラ Furbo(ファーボ)
Furbo(ファーボ)はお留守番をしている愛犬の様子を見るだけではなく、話しかけたりおやつもあげられるドッグカメラです。
概要
・動きなどを検知してお知らせするスマートドッグ通知機能
・愛犬が吠えるとスマートフォンに自動通知
・自動でおやつをあげられる
このドッグカメラは、何かが起きたときにスマートフォンへ自動通知を送信する機能に特化しているのが特徴。愛犬の動きや鳴き声を感知すると、通知を行ってくれます。
またマイクやスピーカーが内蔵されているので、おやつを食べる愛犬の様子を見ながら声をかけコミュニケーションが取れることもいいですね。
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9.ペットの活動を追跡する首輪 Tuokiy(トーキー)
Tuokiy(トーキー)は、ペットの運動量や睡眠等のデータを計測することができる首輪です。
概要
・運動データの計測
・アプリとの連携でペットに合わせた運動量設定が可能
・設定した範囲を超えたときにスマートフォンに通知するアンチロスト機能
首輪をつけるだけで、大切なペットの活動データを記録してくれます。ただ記録するだけではなく、計測したデータから最適な運動量を計算し運動不足にならないように目標を決めることができるのがポイント。
アプリから記録したデータの確認を行うことができるので、ペットが運動不足かどうかきちんと眠ることができているかなど変化に気づくことができます。
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10.常にきれいな水を与える循環式給水器 Fresco Pro(フレスコ プロ)
Fresco Pro(フレスコ プロ)は、水を循環して浄水し常にきれいな水をペットに飲んでもらうことができる給水器です。
概要
・フィルターを使いハウスダストを除去
・水量レベルセンサーによる水の追加を判断
・水質レベルにより水の交換時期を確認
ペットにはきれいな水を飲んでもらいたいですが、ペットが水を飲むためのボウルの水にはハウスダストなどの不純物が混ざっています。
ポンプで水を循環させてフィルターでろ過する仕組みになっています。本体のタンクに残っている水の量や水質を確認するためのセンサーが内蔵されているため、常にきれいな状態の水をペットに与えることができます。
大切なペットに常にきれいな水を飲んでもらうために、水をポンプで循環させてろ過することができる給水機は重宝しそうです。
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このように、ペットの安全や健康を守るためのガジェットには様々なものがあります。IoTガジェットを使って、ペットの健康維持やお留守番時の安全に役立てることができるんです!