アメリカ家電メーカーのKitchenAidが、Googleアシスタント搭載のスマートディスプレイ「KitchenAid Smart Display」を発表しました。
Googleアシスタントとしてのスマートディスプレイ基本機能に加え、クッキングアプリYummlyをサポートし、Yummlyの動画レシピをステップバイステップで参照しながら料理できるのが他と大きく違う点。
まさに、「キッチンを豊かにすることに特化したスマートディスプレイ」なのであります。
Googleアシスタントのディスプレイモデルと言えばGoogle Nest Hub(旧:Home Hub)ですが、このKitchenAid Smart Displayの中のYummlyの利便性次第では、かなりいい線いきそうです。そのためには、できるだけ省コマンドで、簡単にレシピ検索できるUIの完成度が求められます。
逆にそうじゃなければ、特にKitchenAid Smart Displayを買う理由がないという結果になっちゃいそうです。
場所に特化したスマートスピーカーの登場へ
今回のKitchenAid Smart Displayがキッチンに強みを持つように、洗面台や玄関など、場所場所のエキスパートのようなスマートスピーカー/ディスプレイが登場していく流れも予想できますね。
一家に数台の同じスマートスピーカーを置く、よりも、家の中の場所ごとにジャンルが確立されていきそうです。
日本でもクックパッドやデリッシュキッチンが独立したスマートハードウェア製品を作ったりしたらとても面白いですよね!