Google Homeを使って電気をつける!購入したなら、一度はやってみたいですよね。今回はPhilips Hue goというスマート電球をGoogle Homeから操作してみようと思います。Google Homeで操作ができるようになるまでの設定手順を説明していきます!
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今回使用する商品はこちら
1.Google Homeでの操作に必要なもの
Google HomeからPhilips Hue goを操作するために必要なものは以下の通りです。
- Wi-Fiアクセスポイント
- スマートフォンあるいはタブレット
- Philips Hueアプリ
- Philips Hue go(スマート電球)
- Philips Hueブリッジ
- Googleアカウント
- Google Homeアプリ
- Google Home(デバイス)
ちょっと準備するものが多く大変に見えてしまいますが、簡単に言えば「ネットワーク」「スマート電球」「スマートスピーカー」を準備すれば自然にそろうので大丈夫!
2.電球をPhilips Hueブリッジに登録する
まずは今回使う電球、Philips Hue goをブリッジに登録していきます。
Philips Hueブリッジをルーターにつなぐ
今回の影の主役となる、Philips Hueブリッジの準備を行っていきます。電源を接続し、ネットワーク回線に有線LANで接続しましょう。うまくいけば、写真のように上3つのランプが点灯します。
Philips Hueアプリの設定
AndroidならGoogle Playから、iPhoneならAppStoreから「Philips Hue」で検索してインストールしましょう。上のリンクからもインストール可能です!
インストールが完了したら、アプリを開いて次の手順に進みます。
Philips Hueブリッジの検出
Hueアプリに、今回使うPhilips Hueブリッジを登録していきます。スマートフォンを有線接続しておいた Philips Hueブリッジと同じネットワークに接続します。 同じネットワークに接続していないと、Philips Hueブリッジを検出してくれません。
画像真ん中は、スマホが違うネットワークにつながっている状態で、正常にブリッジと同じネットワークにつながれば右の画像のようになります。
正しくつないだ後はセットアップをクリック。
検出したPhilips Hueブリッジをセットアップ
セットアップボタンを押して画面移動した先で、Hueブリッジのプッシュリンクボタン(本体中央についているボタンのこと)を押すように指示があります。ブリッジのセットアップが完了すると使用条件・個人情報に関する条件を承諾するチェックボックスが表示されます。
使用条件に同意するにチェックを入れましょう。この条件を承諾しなければ「有効にする」ボタンが押せません。
Philips Hueブリッジ本体の更新
ブリッジを「有効にする」と、ブリッジ本体のアップデートが自動的に行われます。回線の速度にもよるかもしれませんが、大体5分程度。画面下のオレンジのゲージが満タンになるのを待たずに更新完了しました。
更新が完了すると、「更新は正常にインストールされました。」と表示されます。
Philips Hue goを認識させる
ここからはブリッジ本体にライト(今回の場合はPhilips Hue go)を認識させます。右下のプラスボタンを押すと、ランプ(※)を新しく追加する設定画面に移動します。ブリッジにライトを検出してもらうため、ライトの方の電源をONにしましょう。
まずは右下のプラスボタンからライトを追加。次の画面で検索ボタンを押し、今回使うライトを検出させます。
検索を押すと、自動的に目的のライトを検出してもらうことができます。検出に失敗する場合は、製品に書いてある6文字のシリアル番号(S/N)を入力し、手動で認識させることもできます。ライトのセットアップが完了すると、一覧に検出されたライトが追加されます。
3.Google HomeとPhilips Hueブリッジを連携する
Google HomeからPhilips Hueブリッジを直接操作できるように、スマートホーム設定でPhilips Hueサービスの追加を行います。
Google HomeアプリへPhilips Hueサービスを追加する
Google Homeアプリの ≡(ハンバーガー)メニューから、スマートホームの項目を選択します。右下のプラスボタンを押すと、デバイスの追加をしていきます。連携できるデバイスの一覧の中からPhilips Hueを探して選択します。
Hueアカウントの作成
移動先の画面では、Google HomeにおいてPhilips Hueサービスと連携するためのHueアカウントを作成します。今回はGoogle Homeへ紐づけたアカウントを使うので、Googleでサインインするを選択します。次の画面でGoogleアカウント選択画面が現れるので、Google Homeに紐づけているものと同じアカウントを選択。もちろんメールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作っても問題ありません。
Hueアカウント作成に必要な情報が自動的に入力されるので、使用条件に同意するチェックボックスにチェックを入れて続行しましょう。情報メールの受け取りは任意です。製品情報を受け取りたい場合は、そちらにチェックを入れてもOK!
続行を押すと、ブリッジとHueアカウントを連携する画面に移動します。Philips Hueブリッジの大きなプッシュリンクボタンを押すと、リンク(連携)完了です!また続行ボタンが出てきて、次の画面に移動すると(Google Homeの)アプリケーションを信用するかどうか聞かれます。
「はい」と答えるとGoogle Homeへのデバイス追加の作業が行われ、成功するとリンクされたサービスとしてPhilips Hueが表示されるようになります。ただし、先にここで作成したHueアカウントを認証しないと、Google HomeがPhilips Hueブリッジに接続できずにデバイス追加が失敗してしまいます。
Hueアカウントの認証
Google Homeへ正しくHueブリッジを追加するため、Hueアカウントの登録に使ったGmailアカウントをチェックします。電子メールの確認についてメールが来ているので、本文中のリンクから認証を完了させましょう。
メールを一番下までスクロールすると電子メールの確認ボタンがあるので押してください。
認証が完了したら、移動先のページで「電子メールアドレスが確認されました。」とメッセージが表示されます。
追加したデバイスに部屋を割り当てる
ここまでの手順が済んでいれば、実際にGoogle HomeからPhilips Hue goを操作することができます。この手順は必須ではないのですが、追加したデバイスを特定の部屋に割り当てることで「(部屋名)の電気をつけて」とGoogle Homeに対して指示することができます。複数のスマート家電を使い分ける場合には、この設定を行うと操作がとても楽になります!今回はGoogle Homeのある部屋と同じ、書斎2に割り当ててみました。
「リビングの電気点けて」「寝室のエアコン付けて」と呼び掛けて動作するのをイメージするとなかなか未来感ありますよね!
今回の実証結果(動画)
Philips Hue goをGoogle Homeで操作する準備が整いました。やっぱり、一番最初に試してみるのは、電気をつけることですね。
よし!できました!やってみたかったことが実現しました。今回は1つの電球を操作しましたが、今後は家じゅうの電球をスマート電球に取りかえれば便利そうですね。
あとがき
今回は、Google Homeを買ってみた時からやりたかった、スマート家電の操作ができました!Philips Hue goの電球自体をPhilips Hueブリッジにつなぐところまでは、説明書に書いてあるのですが、問題はその先にあると思います。
それは、電球を認識したHueブリッジをGoogle Homeに追加するところ。追加でHueアカウントの作成が必要である点が面倒に思いました。でもここから機能を追加して、例えば最寄り駅に着いたら勝手に部屋のエアコンが入る、なんてこともできるんです。実際に試してみたいですね!