3大面倒くさい家事の一角に位置する「掃除」。あの手この手でこれを自動化・ロボ化させようといろんな企業やメーカーがひしめき合っていますが、その発明品のひとつがご存じロボット掃除機。iRobotのルンバやダイソンの360、日立minimaruなど、すでにその名前やフォルムは世間にも浸透していますね。
ただ、どれも値段が高い。とにかく高い。
多くが5万円オーバーで、ルンバのエントリーモデルでも3万円ほど。これはつらい。ちょっと買ってみようレベルではありませんがな。
そこに風穴を開けてきたのがILIFEのV3s Pro。値段はなんとびっくり、16,900円!(更に期間限定で4,000円OFFに!購入時はクーポンにチェックを入れてください)
先に結論を言っておくと、「安いロボット掃除機は決してダメな訳じゃなかった!」これ、実によくできているモノでした。
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1.V3s Proの実力とできること
16,900円(税込)のV3s Proに対して、「ちゃんとキレイになるの?」「吸引力も低そう」と不安を感じる人は多いはず。筆者の私も、そもそもロボット掃除機そのものに関する眉唾感というか、そこまで過度な期待を抱いてもいませんでした。ただ、実際に使ってみると、確実に想像以上。これからその様子を少しお見せします。
掃除能力
本体中央の吸引口はブラシレスとなっており、髪の毛やペットの毛のからみつき、もつれを防止してくれる仕様。それはそうと、ひっくり返すと口があるところはカブトガニを連想させますね。
まとまったゴミでも、ご覧のようにすっかり1回できれいにしてくれます。
■壁際
ご覧のように、壁際もちゃんと掃除してくれます。
これは本体両脇にあるブラシのおかげ。丸型のロボット掃除機が苦手とする部屋の隅や壁際からもしっかりゴミをかき集めてくれるという仕組みになっています。同じ仕組みで、家具やいすの足回りもきれいになりますよ!
しかもV3s Proの場合、カーペットの上でも目立ったパフォーマンス低下がありません。これは嬉しい。
■掃除機の音はどの程度なのか
基準がイマイチ分かりませんが、会社にあるダイソンの360よりも静か。ふつうのコード付き掃除機よりも若干静かという具合でしょうか。
記事内にいくつかある動画で是非チェックしてみてください。
可動力
本体サイズは、約306(幅)×306(奥行)×76(高さ)mmと比較的小ぶり。特に高さが76mmに抑えられているのはメリットで、ソファや棚の下にもスルスルと潜り込んで掃除してくれます。
ソファの下もなんなく。
本体部分に可動域が設けられているので、1cm程度の段差であれば難なく乗り越えてくれます。とはいえ、2cmくらいの段だとアウト。やはり大きな段差は無理がありますね。
もちろん衝突防止センサーと落下防止センサーを搭載しており、家具などの障害物が近づくと減速し、階段などの段差ではきちんと落下を回避できます。この段差は4cmくらいなんですが、このくらい低い段差でも落下防止センサーはきちんと作動します。
2.タイマーやスケジュール機能
スケジュール機能もリモコンを使って利用できるので、イメージ通り外出中に自動掃除予約しておき、帰宅したら掃除が終わっているという使い方もできます。
自動充電機能を備えているのにも触れておかないといけませんね。バッテリー残量が一定以下になると自分で充電ドックへ帰り、充電を開始します。ちなみに、充電時間は約4時間40分で、連続稼働時間は約120分。
V3s Proは「自動掃除」に加え、特定の場所を集中的に掃除する「スポット掃除」、壁際を重点的に掃除する「エッジ掃除」、そして「予約掃除」の全4モードがあります。
使ってみた印象、自動掃除と予約掃除以外はお飾り程度。一部分だけ掃除したい箇所が気になった場合、普通の掃除機でさっとやってしまった方が逆に面倒くさくないです。
3.V3s Proをスマホから操作できるようにカスタマイズ!
同メーカー上位モデルにはアプリ連動機能がありますが、このV3s Proは専用アプリを使ったスマホ操作ができません。そこをなんとかできないかと考えた結果、
こいつがいました。スマートリモコン。V3s Proは赤外線リモコンを使って起動させるので、スマートリモコンでこれを登録すればイケちゃうんじゃ?思い立ったが吉日、やってみました。使ったのはRATOCシステムのRS-WFIREX4。
リモコンに新しく家電製品の追加を行います。幸いにも掃除機アイコンがありました。
「手動で学習する」を選び、V3s Proのリモコンの電源ボタンをRS-WFIREX4に向けて押し、学習させます。
無事、電源ボタンが登録できました。
これを押すと、V3s Proが動き出すはず!
やったー!!!これでV3s Proもスマホで動かすことができます!チャレンジしてみるものですね!
4.V3s ProをAlexa対応に!
ここまで来たらせっかくなのでスマートスピーカー経由で音声稼働できるようにしたい!
ということで用意したこちら!
スマートリモコンRS-WFIREX4とAmazon Echo Show。ここからのやり方はRS-WFIREX3/4(ラトックシステム)を使ってAmazon Echoでテレビを点ける方法という記事をご参照ください。
デバイス「掃除機」をAmazon Alexaに追加し、Alexaアプリでデバイス検索を行うだけで設定完了です。
さあ、動くのでしょうか!「アレクサ、掃除機をONにして!」
やったー!!!!これでこのロボット掃除機をスマート化できました!工夫すればできるものですよ!これでハイスぺモデルとほぼ同じ仕様を作ることができました!16,900円で!これが知恵!
5.1週間使ってみた感想
弱点らしい弱点も見当たらず、16,900円という価格からは想像もできないほどの機能性が備わっているV3S Pro。
更には、期間限定で4,000円OFFとなり12,900円となっています!!購入時に4,000円OFFのクーポンにチェックを入れてください!!
「あんまり高いのは買えないけどロボット掃除機がちょっと気になるなー」という方はもちろん、本気でロボット掃除機が欲しい方にも満足できる製品だと思います。
ちなみにこの記事を作成するためにしばらく家で使ってみたところ、ロボット掃除機に気持ちよく掃除してもらうためにそもそも床に物を置かなくなる習慣ができるなど、複利的な効果が得られました!(人によります)
不思議なもので、床にものを置かなくなるだけで部屋が綺麗に保たれるもの。帰宅後脱いだ服はハンガーにかけます。ロボット掃除機すごい。
掃除しなが人間の習慣まで変えてしまう。どうやら私は、ロボット掃除機の掌の上で転がされていたようですね。