Amazon Echoを使ってひと言で一連の動作をまとめてONにする方法

Amazon Echo(アマゾンエコー)では家電を操作したり、ニュースを聞いたり、普段自分がやっている何気ない事を声をかけるだけでできるようにする事もできます。エアコンをつけたり、スケジュールを追加・確認できたり、更にはメッセージを送る事も可能。

何かとできる事が多数あるのですが、例えば『アレクサ、おはよう』とひとこと言っただけで、テレビ・エアコンが付いて、今日のスケジュールを確認してくれたら便利だと思いませんか?1つ1つ起動させて言うのはめんどうですし、そもそもスマートじゃないです…

そこで、Amazon Echoでは『定型アクション』と言って、1つの実行条件で複数のアクションを起こしてくれるようにできる設定があるのです!今回はその、定型アクション(ルーチン)の設定の仕方を解説していきましょう。

1.Alexaアプリで定型アクション設定ページまでの流れ

Alexaアプリ定型アクション追加方法

ひと言で複数のアクションを動作させるための設定はAlexaアプリから設定を行います。上画像のように、Alexaアプリで左上のアイコンからメニューを開き『定型アクション』をタップしてください!

そうすると、上画像(右)のように定型アクションの設定ページへと移ります。こちらで定型アクション(ルーチン動作)を追加する事ができるのですが、複数の定型アクションを設定することも可能です。

2.定型アクションを作成して設定する

Alexaアプリ定型アクション追加方法

では、ここからは実際に定型アクションを設定する方法を解説していきましょう。上画像のオレンジ色の枠で囲っている箇所をタップすると新規定型アクションを追加できます!

2-1定型アクションの実行条件を設定する

Alexaアプリ定型アクション追加方法

まずは『実行条件』を設定していきましょう。実行条件とは、その一連の動作を動作させるためのウェイクワードの事です。つまり、『アレクサ、おはよう』で天気の読み上げをした後に、ニュースを呼んでくれるように設定をするのであれば、『アレクサ、おはよう』が実行条件となります!

また、ウェイクワードだけでは無く時間を指定して動作させることも可能です。

今回は開始フレーズを言った時の動作を例に設定してきます。

Alexaアプリ定型アクション追加方法

すると、上画像のように開始フレーズを入力するページへとなります。こちらにAmazon Echoに話しかけるワードを設定しましょう!できるだけAlexaが聞き取りやすいワードに設定してあげた方が良いです。(難しいワードにすると正しく聞き取ってくれない場合も)

以上で実行条件の設定は完了です。あとは、ここで設定したワードを言った時の『実行するアクション』を設定していきましょう。

2-2実行するアクションを設定する

Alexaアプリ定型アクション追加方法

前のページに戻り『アクションを追加』を選択してください!こちらから先程設定した実行条件を言った時のアクションを設定していきます。

起こすアクションとしては計7つ設定することができます。

  • Alexaのおしゃべり:応答した際の返事を決められる。
  • オーディオコントロール:スピーカーの音量の変更。
  • カレンダー:同期しているカレンダーから「今日」「明日」「次」の予定を読み上げてくれる。
  • スマートホーム:テレビをつけるなどの家電の動作が決められる。
  • ニュース:ニュースを教えてくれる。
  • ミュージック:指定した音楽を再生。
  • 天気:今日の天気を読み上げてくれる。

それぞれのアクションを追加設定していきましょう。基本的にニュース/天気/カレンダー/音量などはON・OFF設定なので説明は省きます!

Alexaアプリ定型アクション追加方法

まずは、『スマートホーム』から見ていきましょう。スマートホームではAlexaアプリと連携させているデバイスから起動させるデバイスを設定していきます。デバイスをコントロールを選択すると、上画像(右)のように連携させているデバイスが表示されるのでこちらから実行するデバイスを設定。

Alexaアプリ定型アクション追加方法

ミュージック設定ではアーティストと曲名を指定して音楽を再生することができます。こちらで配信元や楽曲を設定してみましょう。

実行するアクションを追加する方法は以上です。最後にデバイスの選択をしていきましょう!

2-3デバイスの選択をする

Alexaアプリ定型アクション追加方法

定型アクションの追加ページへ戻ると先程設定した、『実行条件』や『実行アクション』が設定されています。最後にデバイスの設定をしていきましょう!

上画像のオレンジ枠で囲っている箇所をタップして、実行するデバイス(スピーカー)を選択します。これをする事でどのスピーカーで実行できるようにするかを決めるのです。デバイスが1つしか無い場合は1つしか無いので、問答無用で選びましょう!

Alexaアプリ定型アクション追加方法

そうすると上画像のように全ての設定が完了します。1番の上の『実行条件』で設定したワードをAmazon Echoに話しかければ、『実行アクション』で設定したアクションが行われるという事です!

アクションに関しては、上から優先して実行されるので、実行する順番を変えたい場合は変更をしましょう。設定内容に問題が無ければ、ページ下部にある青色の『作成』をタップして作成完了です!これで定型アクションは設定されます。

設定してから、Amazon Echoに話しかけて反応するまで1分ほどかかる場合があるので注意しましょう!では実際に定型アクションを起動させてみます。

3.設定したアクションを試してみる

Alexaアプリ定型アクション追加方法

今回試す設定は上画像の通りです。『アレクサ、起きたよ。』に実行条件(起動ワード)を設定し、その後のアクションとしては今日の天気を言ってもらった後にフラッシュニュース(今回はWIRED)を伝えてもらうという流れになっています!

一連の流れは下で動画にしているのでご覧ください。

このようになりました!無事成功しましたね。

『定型アクション』を設定する事で、今回のように1つのワードに対して複数のアクションを起こす事ができます。今後やりたいと思っているのは『アレクサ、おはよう』でエアコンとテレビを付けてもらい、今日の天気を教えてくれるという流れまでできればと思っています。

ぜひ、定型アクション(ルーチン)の設定を使っていろんな事を試してみてください!

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