自宅の玄関をスマートフォンやスマートスピーカー経由で操作できるようになる『Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)』。
簡単に自宅をスマートホーム化する事ができる点から人気を集めていますが、今回はQrio(キュリオ)の初期設定・セットアップ方法を解説していきましょう!
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1.Qrioの初期設定に必要なもの
- Wi-Fiアクセスポイント
- スマートフォンあるいはタブレット
- Qrio Smart Lock Q-SL1/Q-SL2
- Qrio Hub Q-H1
- Qrioスマートフォンアプリ
Qrioをセットアップするには、上記のものが必要です。当然ながらQrio Smart Lock自体が無いとできませんね。後はスマートフォンアプリも必要となるので、インストールしておきましょう。
当記事では旧モデルのQ-SL1を使っていますが、現行モデルのQ-SL2でも同様の手順となります。
2.Qrioの初期設定・セットアップ方法
では、Qrioの初期設定・セットアップ方法を解説していきましょう。Qrioは日本製なのでセットアップが簡単で不具合等も起きないからすごく楽w
2-1Qrioアプリをインストールする
初期設定は、Qrioアプリから行います。
iPhone・Android共にスマートフォンアプリがあるので、こちらをまずはアプリをインストールしましょう。
アプリをインストールするストアで『qrio』と検索すれば、iPhone・Android共に表示される事が確認できているので検索すると早いです!
インストールさせた後は、起動させてみましょう。最初はスタートガイドが表示されますが、右にスワイプしていけば上画像(右)が表示されます!
オレンジ色の枠で囲っている『アプリを利用する』をタップして登録へ進みましょう。
2-2Qrioのアカウント・オーナー登録を行う
ではさっそく、Qrioアプリからアカウント・オーナー登録を行っていきましょう。
アプリを起動した後は、上画像ページが表示されます。オレンジ枠で囲っている『利用規約に同意して登録』にチェックを入れた後に緑色の『登録する』をタップし次に進みましょう。
次にアカウントの名前とメールアドレスを入力していきましょう。名前に関しては、姓名入れても良いですが特に決まりは無いので何でも大丈夫です!その後にメールアドレスを入力し、『確認メールを送信』をタップしてください。
先程入力したメールアドレス宛に、Qrioからメールが届くのでそちらを確認しましょう!
メールはすぐに送られてきます。メール内に記載されているURLをタップしてページを開きましょう。登録を進めるための4桁の確認コードが表示されるのでこれをメモした上で、Qrioアプリへ戻り入力して次へ進んでください!
以上でアカウントの登録は完了です!続いては、手元に『Qrio Smart Lock』がある方は鍵のオーナー登録を行っていきます。このオーナー登録をすることで、アプリから簡単に鍵を操作する事ができるという事です。
オーナー登録を行う場合は、『ロックを購入した方』をタップして次のページへ進みます。ロックを購入した方と表示されますが、緑色の『ロックのセットアップ』を選択して次へ進みましょう!
続いて、ロック(Qrio Smart Lock)に電池を入れて起動させます!
ロックのフタを画像のように上に明けた後に、『SIDE A』と記載されている方に電池を入れてください。電池2本は同梱されていますが、予備の電池としてSIDE Bにも2本入れる事を推奨しているようです!
もしもの時のためですね。
電池を入れて次ページへ進むと、上画像のようにロック(Qrio)が検出され、登録する事ができます。電池を入れずに見た場合は検出されなかったので、検出されている事を見るとちゃんと動作している事が分かりますね!
ロック(Qrio)を選択して次のページへ進むと、『セキュリティコードの入力』を求められます。セキュリティコードに関しては同梱されている、
こちらの『Welcome to Qrio』と書いてある封筒に、オーナー登録カードが入っているのでこれを確認しましょう!登録カードの緑色のラベルを剥がすと、セキュリティコード及び二次元コードが記載されています。
先程のQrioアプリページから、『二次元コードを読み取る』もしくは『セキュリティコードを入力』のお好きな方を選択して登録を進めましょう!セキュリティコードは英数字が多く入力が少し大変なので、個人的には二次元コードがかなり楽でした。
最後にオーナー本人による登録が確認するために、ロックのつまみを回して元の位置まで戻すという動作をする事でオーナー登録は完了となります!以上で、Qiroスマホアプリからロックを操作する事が可能です。
設定および利用する際の注意点
Qrioアプリを利用する際には、アカウント情報やセキュリティコード等は他の人に見られないようにしてください。情報が漏洩してしまうと鍵を操作する事ができるため危険です!
ここまでの設定で、Qrioアプリで操作できるようになりましたが、今度は実際に取り付ける方法を見ていきましょう!
3.Qrioをドアに取り付ける
ではアカウント設定やオーナー登録が完了したら実際に取り付けていきましょう。まずは、設置する方向を決めましょう。取り付け後もちゃんとドアノブが回せる箇所に設置するようにしてください!
Qrioが入っている箱の中に、『サムターンホルダー』も同梱されています。これは鍵の幅に併せてS/M/Lの3つのサイズから選ぶ事が可能です!選ぶ基準としてはすきまができないものを選ぶようにしましょう!
次にサムターンホルダーの高さ調整です。ドアによっては、最初の状態だと鍵まで届かないという事があります。鍵まで届かずに回らない場合は、サムターンホルダーにあるネジを回して調節しましょう!
ちょっと分かりづらいので画像にしました。矢印で指している箇所のネジです。
高さを調整した後は、実際に取り付けるドアを拭いてきれいにしておきましょう!Qrio自体は両面テープでドアに貼り付けます。そのため、ドアに水分や油分があると剥がれやすくなってしまうため、あらかじめ拭いてきれいしておきましょう。
ドアを拭いてきれいにした後は、ロック(Qrio)に両面テープを貼りましょう!もう片方の保護フィルムも外してドアに設置していきます。
両面テープの粘着力を高めるため、1分ほど強く押し当てましょう!Qrioをドアに設置した後は、テープの接着が安定するまで、30秒ほど待ってください。
手で実際にツマミが回せるか試してみましょう。回せるようであれば施錠状態にしたまま次のステップへ進んでください。上画像(中)状態で手で本体のツマミをまわして解錠しましょう。解錠できたら『解錠状態を記録』をタップして次へ進みます。
上画像(右)のページになれば、手でほんないのツマミを回して施錠してください。施錠が確認できたらページ下部にある『施錠状態を記録』を推して次へ進みましょう!
最後にアプリから、赤い施錠ボタン、青い解錠ボタンを長押ししてちゃんと動作しているかを確認しましょう!問題が無ければ最後に、Qrio本体サイドのカバーを装着して完了です。取り付けは以上となります。付けた後はアプリ側から操作ができるかなど良くチェックをしておきましょう!
これでQrio Smart Lockとスマートフォンアプリの連携は完了です。ただ、外出している時など遠隔から操作する場合には、Qrio Hubの設定が必要となります。ここからは、Qrio Hubの接続方法を解説していきましょう
4.Qrio Hubの設定をして遠隔から操作
4-1アプリでQrio Hub(ハブ)の設定をする
まずはQrioアプリからHubの設定画面へと進みましょう。
Qrioアプリからロックの名前が書いている横の◯にiと書かれた、インフォメーションアイコンをタップしてください。利用できるロックがありませんと表示されている場合には、先にQrio Smart Lockのオーナー登録をしましょう!
ロックの詳細画面(上画像中)で右上の歯車アイコンを選択してください。『ロック設定』ページでは、下の方にスクロールして行くと、「リモート操作」にQrio Hubがあるのでこちらから設定へと進んでいきましょう!
4-2アプリでQrio Hub(ハブ)の設定・登録をする
続いては、Qrio Hubの設置・登録をしていきます。『設定を始める』をタップして次へ進みましょう!
Qrio Hubをコンセントに差し込んでください。できるだけロック(Qrio Smart Lock)と近くにHubを設置した方が回線は安定します!実際に試してみましたが、上画像にもあるように近い方が安定しましたね。
Qrio Hubをコンセントに設置した後に、LEDランプが緑色になるようにハブ上部にあるボタンを5秒間長押ししてください。自動的に検出してくれるため、上画像(右)のように登録をするかの申請が来ます。シリアル番号に関して、ハブの裏面に記載されているので確認しておきましょう!
問題が無ければ『OK』をタップして次へ進んでください。
Qrio Hub設定時の注意点
ボタンを15秒か長押しすると、LEDランプがオレンジ色に点灯し、Qrio Hubが初期化されてしまうので注意しましょう。これまで設定した情報など消去され、サイド設定し直す必要があるので気をつけてください!
4-3Wi-fi設定をしてリモート接続をテストする
Qrio Hubの接続が完了した後は、接続するWi-fiを設定していきます。接続するWi-fiを選択し、パスワードを入力していきましょう。ここで注意点がひとつ!Qrio Hubは2.4GHzにのみ対応しています!5GHzには未対応です。環境によって異なりますが、ネットワーク環境に『G』と『A』とある場合は『G』が2.4GHzとなっています。
無事にWi-fiの接続が完了した後は、実際に動作するか『リモート接続テスト』でやってみましょう。正常に動作すれば問題は無しです!ただ上手く動作しない場合はネットワーク環境が悪い事や、Qrio Smart LockとHubの距離が遠い事などが原因しているかもしれません。もう一度チェックしてみましょう。
完了後は上画像ページが表示されます。このHubの設定をすることで、Hubを経由して操作が行われるようになり、以上でQrio Smart LockとQrio Hubの初期設定・セットアップが完了です!